巨大な博物館はバリアフリーで1日楽しめます! 国立歴史民俗博物館(千葉県佐倉市)

2017.02.14 (火)

(旧ブログ 2015.4月 投稿内容)

高校に通っていた時に訪れたスポットへ25年ぶりに出没してみました。

国立歴史民俗博物館

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千葉県佐倉市にあるこの博物館はとにかく大きいし、内容についてはすごく勉強になります。

残念ながら、高校時代に訪れた記憶は全くなく、学生の時は歴史といえば、受験だけに興味があっただけで、それ以外については全く興味がなかったんです。

ところが25年経過して訪れてみると、とにかくワクワクするくらい日本の歴史を知ることが出来るんですよ。

不思議ですよね。

多分、日本人だったら見てワクワクするのは間違いないですね。

但し、巨大すぎるので見学するための時間をきちんと確保していないとあっという間に閉館になってしまいます。

私は15時に入ったんですが、閉館の17時までになんとか見終えたものの、近代のコーナーはかなり中途半端でした。

急いで見学しましたからね。

やはり3時間は必要でしょうね。

バリアフリーになっている場所ですから車椅子でも楽しめます。

千葉県佐倉市。

あのミスター(長嶋終身名誉監督)が通った高校もある場所。

さすがにミスターが佐倉高校に通っていたことと博物館とは全く関係がありませんが・・・。

千葉県の成田よりちょっと手前にある場所ですね。

東京からは車で1時間ちょっとでしょう。

身障者用駐車スペースは数台ありました。

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以前、土日に来たことがありましたが、あまりに混んでいて立ち寄らなかったことがありますので平日がおすすめです。

駐車場から博物館まではちょっと距離があります。

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車椅子で5分位走行しますが、行きは上りがあります。

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緩やかな坂道ですが、ちょっと距離が長いです。

ちょっと疲れますね。

坂の上からみたときはこんな感じです。

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駐車場から博物館までに段差はありません。

博物館に入るとまずは縄文時代からスタートです。

縄文・弥生の順で進んでいきますので、途中の時代から見学するのはちょっと難しいですね。

気長に1つ1つ視察してみてください。

博物館は縄文時代から徐々に進んで行きます。

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昔の懐かしい教科書に載ってあった写真がよみがえってきますね。

縄文から弥生・古墳・奈良・平安・鎌倉・室町・・・

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見学時間は2時間弱を予定していたのですが足りなかったんですよ。

もちろん、歴史に全く興味のない方(まあこの場に来ないかもしれませんが・・・)ならもっと早く見学が終わるのかもしれません。

ただあまり歴史に興味がなくても、結構いろいろなものに吸い込まれるようになります。

例えば、奈良時代の食べ物などはどんなものを食べていたのか?

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普段は気にしないものでも、ここに来ると興味がわいてくるんですよ。

不思議です。

館内は段差がないので本当に安心です。

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縄文時代のコーナーは一番上の階にいるので、その後は緩やかなスロープで下っていきます。

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本当に興味がわくものがたくさんありましたよ。

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すごい膨大な展示物です。

さすが国立の博物館ですね。

興味のある看板なども出てきますよ。

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よっ!越後屋・・・

なんか悪代官がコソコソしそうですね。

文化についても興味がわきました。

江戸時代の文化の様子などはとても華やかなものですね。

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祭り・あそび・妖怪などいろいろなものが出てきます。

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今に受け継がれるものがたくさんありますね。

凧揚げなどは私が子供の頃は自作で凧を作って学校の校庭であげたものです。

今の子供たちは徐々にやらなくなってきているのがちょっと残念ですが・・・。

またダルマの展示については、いろいろなダルマがありましたよ。

確かに初詣帰りにダルマを購入すると、場所によって顔が違うんですよね。

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招き猫もこんなに種類があるんですね。

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ビックリしました。

すばらしいコレクションです。

現代のコーナーに近づくとなぜか親近感がわいてきますね。

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別にこの時代を暮らしたわけではないのに、さもさもその時代にいたような感じがしてくるんですよ。

不思議です。

この路地も見たことがあるような・・・と思ってしまいました。

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多分、映画の三丁目の夕日をみたからでしょうかね?

でもリアルに掲示していますよ。

今にも映画が始まるような感じがしますでしょう?

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この薬屋だって営業しているような感じですよね。

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しかも「わきが」「いんきん」などの掲示が多いですよね。

この時期は、流行していた病気なんでしょう。

そう考えると、現在と戦前・戦後あたりでは流行している病気は違うでしょうし、現代医学の進化によって昔は治らない病気も今では簡単に治るものも多くなったと思います。

TBSドラマの仁を見るとそう思いますよね。

さらにびっくりしたのが戦後に建てられた団地の間取りがそのまま再現されていたんです。

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今では古くなった団地ですが、当時はかなり話題だったと聞いています。

私も子供の頃は、父の会社の社宅で育ったので、なんか似ている感じがしました。

トイレもこんな感じでしたね。

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さすがに木の風呂ではなかったですが・・・

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この台所を見ると今にも家族団らんの様子を思い出してしまいますね。

家族みんなでこのテーブルを囲んで食べていたんでしょうね。

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箸置きが懐かしい。

この洗濯機も古いですね。

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まわして絞るタイプですね。

あとは懐かしいジュークボックスがありましたよ。

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よく100円を入れて聞きました。

ここまでいろいろとご紹介してきましたが、現代の部分はとても身近ですね。

あの懐かしいCMも画面に映っていました。

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ソニーのウォークマンを猿が聴いているCM。

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発想の豊かなCMでしたよね。

そしてゴジラもいました。

かなりリアルに作られておりました。

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最後の方はかなり急いで見たんでちょっと残念でしたね。

やはり3時間くらいじっくりと見ていたいものです。

身障者用トイレはあちらこちらに設置されておりました。

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とても便利でしたね。

ぜひとも今度はゆっくり見学に訪れたいものです。

★国立歴史民俗博物館

千葉県佐倉市城内町 117

電話 043-486-0123

ホームページ http://www.rekihaku.ac.jp/index.html

東関東道 四街道IC又は佐倉ICより約8キロ

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