車椅子で仕事をする際に職場におけるバリアとなるものは?

2017.06.19 (月)

車椅子ライフデザイナーのまおうです。私は長年総合スーパーに在籍しておりましたが、店舗の裏側では在庫がびっしりあって通路が確保されていない実態がありました。そこで職場におけるバリアを考えてみたいと思います。

在庫過多は通路が確保されないため作業効率・労災に影響する

はじめにバックヤードの課題です。私が在籍していた店舗はどこにおいても、バックヤードは在庫過多でした。バックヤード自体を大きく設計されていないということも原因なので何とも言えない部分はありますが、こんなに在庫があってどうするの?というレベルが続きました。

在庫が多いと通路が確保できずに、車椅子ユーザーのみならず一般の従業員も通路を通るのに四苦八苦することがあります。これは作業効率が落ちる上に、在庫に身体が当たったりする労災への危険性にもつながります。

在庫問題は簡単に解決できる問題ではありませんが、定位置管理が必要であり置くラインをきちんと決めることです。そのラインから決してはみ出ないことがポイントになります。最近は発注量以上に本部からの投入量が多いと思いますが、それでも予め場所を確保しておく必要があると思います。

在庫だけでなく什器の置き場も定位置管理が必要

在庫と同様にバックヤードに置く什器についても、定位置管理が原則です。カンバンをつけて決められた場所に置くことで、余計なスペースを使わずに済みます。片付けが苦手な人も従業員にはいますが、同じところに戻すクセだけをつけてもらうよう指導することです。

実際によくある話ですが、社内で「この人は在庫過多・ロスが多い」と目を付けられてしまう人がいます。確かにその対象となっている人が、別の店へ転勤すると次第に在庫過多・ロスが多くなると事がよくあります。業務の見直しをしないと思わぬレッテルを貼られてしまう可能性もあるので注意すべきポイントです。

地面に画鋲が落ちていると車椅子がパンクする現実

バリアについては、在庫や什器管理だけの問題ではありません。よくあるのが画鋲が落ちている点です。社内の掲示板に取り付けた掲示物が、ぽろっと下に落ちる場合があります。

そのため私も自分の車椅子が何度もパンクしました。こういったところも普段からきちんと取り付けてあるのかを確認するといいでしょう。たまたま自転車売場のある店舗だったから便利でしたが、もし自転車売場がなければその日は台無しになってしまいます。

事務所の机配置においても大きなバリアとなる

もちろん、事務所の机の配置なども大きなバリアになります。車椅子が通れる通路を確保していることが重要です。毎回「すみません、後ろを通っていいですか?」と言うのは、お願いする側もされる側も面倒臭くなります。回数が多くなるとうざったくなるはずです。

そうなることを想定した配置をしていれば、お互いが仕事をしやすくなるはずです。車椅子ユーザーのみならず誰もが仕事をしやすい環境を作ることが大きなポイントです。日頃の仕事の中でもう一度全体を見渡せば、必ず職場のバリアはたくさんあるはずです。仕事をしやすい環境のためにも考えてみるのはいかがでしょうか?

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