高級な宿泊施設ほどなぜか使いづらい事情

2017.02.12 (日)
Pocket

車椅子ライフデザイナーのまおうです。

私は年に数回、飛行機を利用した旅行を楽しんでいますが、その際にどのホテル・旅館に宿泊するかが悩むところです。せっかくの旅行なのでたまにはビジネスホテルとは違って、おしゃれで高級なホテル・旅館に泊まってみたいと思うものです。

車椅子利用者の場合は優雅も大事だが機能性も必要

ビジネスホテルでは1泊1万円前後であるのに対して、高級なホテル・旅館は1泊3万円前後するものです。普通なら美味しい料理・温泉・優雅なベッドなど高額であっても、十分満喫できるならば損をしたとは思わないでしょう。私はもともとは健常者でしたのでそう思っていました。

しかし、車椅子生活になると一概にそうではないんです。その理由はいくつかあります。1つ目はエントランスから部屋までの距離が長い点です。なぜなら高級なホテル・旅館は、じゅうたんがフカフカなんです。車椅子を漕ぐのがとても疲れてしまうんです。フカフカな上に距離が長いのは辛いですね。

2つ目は内装を豪華に見せるために、必要なものが付いていない点です。この画像をよく見て頂くとお分かりになるでしょうか?内側に手すりがないんです。こういったホテルは、高級なホテルでよく見かけます。しかも大理石のようなものになっているホテルもあります。もし車椅子利用者が滑って転んだら、ケガになりかねないようなケースにつながってしまいます。

3つ目は高級なホテルだけではありませんが、ほとんどの宿泊施設において、車椅子利用者が風呂に入るように設計されていない点です。これについてはまた別の機会に詳しくお伝えしますが、車椅子から湯船に直接入ることができないんです。それは車椅子から湯船に入る前に、一旦お尻を移動した上で入ります。しかし、残念ながらそのようなスペースはありません。

温泉に来たのに温泉に入れないで終わることもしばしば

そうなると高級なホテルに来ても、美味しい料理には出会えるかもしれませんが、それ以外は残念ながら満足できないで終わる場合があります。せっかく温泉が湧いている施設であっても、温泉に入れないで入湯税だけは支払うというようなケースもしばしばあります。

もちろんせっかくの旅行なので、病室のようなイメージの部屋には泊まりたくないのも確かです。しかし車椅子で楽しむといった面を考えると、トイレ・風呂くらいは、最低限設備の整っている宿泊施設になることを願っています。

▼シェアをお願い致します!▼

関連する投稿

現在の記事: 高級な宿泊施設ほどなぜか使いづらい事情

お問い合わせ・ご相談はこちら

お電話でのお問い合わせ

090-6319-5156

フォームからのお問い合わせ

お問い合わせフォーム »


コラムテーマ一覧

過去のコラム

主なコラム


⇑ PAGE TOP