車椅子で走行しにくい平らな道の種類とは?

2018.09.12 (水)

あなたのお店の『バリア解消』請負人

バリアフリースタイル代表の白倉栄一です。

 

いろいろなお店に行く中で、

車椅子やベビーカーなどの車輪のある乗り物では、

意外に行きにくい、場合によっては

危険を伴う可能性のある地面があります。

 

実際に一般の健常者の目線からすると、

もちろん車椅子などではパッとみて分かりやすいのが

階段や段差だと思います。

 

明らかにお店の入口に数段の階段や段差があれば、

車椅子利用では難しいということは分かるでしょう。

 

逆にスロープがあったり、段差がなければ

大丈夫だと思ってしまうのも確かなところです。

 

でも実はそうではないんです。

 

その中でもよく気になるのが、石畳です。

 

最近はお店の景観をヨーロッパ風にするような感じで

設置されていることがあります。

石畳はなぜバリアになってしまうのか?

そこでなぜ石畳は走行しにくいのか?

 

一般の人からすると段差といえるような

状態ではないのでは…と思うかもしれません。

 

そこには大きな落とし穴があります。

 

それは石畳と石畳の間に前輪がはまりやすいのです。

 

もしはまってしまったらロックがかかってしまいます。

そして身体だけが前へ投げ出されてしまうのです。

 

自分を支えられない車椅子利用者にとっては、

とっさに防ぐことはできません。

 

しかも膝から崩れていくので、

膝が地面にぶつかり骨折することもあります。

 

さらに手で支えようとしても、

地面の硬さから手首の捻挫や骨折につながります。

 

乗り心地においても、ガタンガタンと衝撃が強いので、

スムーズな走行ができません。

しかも座っていて気持ち悪い状態になります。

 

そのため石畳は危険かつ乗り心地の点で課題があります。

ふかふかのじゅうたんもバリアになる

でももしこの石畳を設置するのであれば、

石畳のスペースとフラットな路面を両方設置することで

車椅子やベビーカーの利用も

しやすくなるのではないでしょうか?

 

ヨーロッパ風な景観を残しつつ、

バリア解消の点においても

クリアしているのであれば問題は解決するでしょう。

 

あとは店内にあるフカフカのじゅうたんです。

摩擦が強いために自力で車椅子を漕ぐ、

もしくは介助者が押すのはすごく重くなります。

 

筋力トレーニングをしに来ているのではないかと

思うくらいです。

 

フカフカのじゅうたんを設置されている方も

こういったことが起こっているとは

あまり知られていないのではないでしょうか?

設置する前に解決しておきたいこと

実際に設置する際には、

車椅子利用者の声、ベビーカー利用者の声などを

参考にされるといいのではないかと思います。

 

さすがに自分が

その立場でなければわからないのは当然だと思います。

 

今後多くのお客さまにご利用いただくには、

設置する前にいろいろなケースを検討することで

人に優しいお店に近づくのではないでしょうか?

 

せっかくバリアフリーなお店にしたいと

考えていらっしゃるのであれば、

当事者目線をとりいれることで

少しでも喜ばれるようなお店にしたいものです。

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