上司に対する仕事の進め方によってスキルアップができる

2017.06.10 (土)

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車椅子ライフデザイナーのまおうです。仕事のスキルアップをする際には、どうしても上司に対する仕事の進め方がポイントになります。最近は上司からのパワハラを受けてしまい、メンタルを壊してしまうケースもよく聞きます。

価値観の違いがあるので、どうしたらうまくいくかは非常に悩むところです。でも組織の中でやっていくには、上司とのベクトルを合わすことがとても大きな重要なポイントとなります。私なりにどういう風に仕事を進めていたかをご紹介します。

上司の達成したいミッションに早く気づくこと

まずは上司が達成させたいミッションを早く気づくことです。仕事ぶりを見ているとどういったことに力を入れる人であるのかが分かってくるものです。力を入れているものはマストだと思った方がいいでしょう。

具体的に言うと、どの部門の売上を高めていきたいのか?どのコストを縮めていきたいのか?どのようなチーム作りをしたいのか?ルールを徹底したい人なのか?組織のつながりを重視するのか?社内教育に力をいれたいのか?を知ることです。

その中でどういうことをしたら嫌うのかも知っておくことです。こちらも具体的に言うと、締め切り期限を気にするタイプなのか?従業員を粗末にすることを嫌うタイプなのか?整理整頓できない人を嫌うのか?などいろいろとタイプがあるはずです。

上司の仕事を自分事として捉えること

次に上司のタイプが分かったら、上司の仕事を自分事として捉えることです。上司ならどういう風に考えるのだろうと思ってみることです。そうすることで自分の仕事のスキルアップにもなります。いつかはそのポジションを自分が担うことにもつながります。

もし上司が緊急で不在になっても、業務が十分務まります。上司だって具合が悪くて休むこともあれば、緊急入院することもあります。そういったときに活躍できるかどうかが自分の株を上げるチャンスです。そして上司にも喜ばれます。

上司への提案は上司の気持ちになって行うこと

さらに上司に仕事を提案するときには、「こういう風に考えたのですが、いかがでしょうか?」とまず自分自身が、上司の気持ちになって提案をしていくことです。上司の気持ちが分かって遂行した業務は、上司にとって答えはYESです。しかも上司がわざわざ時間をとらなくても、部下がすべてやってくれると思われるでしょう。

そうすることで、上司は部下に対して信頼を置くようになります。この部下がいたら仕事が回ると思われるにちがいありません。そこには上司とのコミュニケーションが図れると思います。

大事なのはお互いのコミュニケーションが円滑になること

ここまで言うとYESマンになることなのか、ご機嫌取りにならないといけないのかと思ってしまうかもしれませんが、そういうことを言っているわけではありません。あくまでも上司のタイプを見抜くことなんです。そのタイプが分かれば、自ら地雷を踏むことはなくなります。

職場でいろんな人を見てきて、あまり望ましくないケースが「どのようにしたらいいでしょうか?」と上司に頼るケースです。状況によっては「君はなぜ考えないのか?」と言われてしまいます。また上司が忙しい時に、「質問があるんですが・・・」と場の空気を考えない人も地雷を踏んでいます。

但し、上司がコンプライアンス違反をしている場合などには、上司に物申すことも必要です。明らかに誤っていることに気づいてもらうことです。状況によっては、自分まで災いを招いて連帯責任を取らされる場合もあります。

プロ野球で言えば監督を支えるヘッドコーチ的な役割

最後に組織で仕事を成し遂げていくためには、プロ野球に例えるならば、部下は、上司のヘッドコーチ的な役割であるのが望ましいと思います。名監督にするのは、目立たないながらもヘッドコーチの力が大きいはずです。そしてチームは強くなるはずです。

私は上司には本当に恵まれました。課長まで昇進させていただいたのは、直属の上司のおかげだと思っております。自分が「障害者だから○○」と本部から思われた時にも、かばってくれたのは上司です。私はその恩は一生忘れません。同じベクトルに向かうからこそやりがいを感じると思います。

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