職場における車椅子ユーザーが仕事をする上で確認しておきたいこと

2017.06.04 (日)

車椅子ライフデザイナーのまおうです。日常生活や職場で過ごしていく上でいろいろと考えなければならないのが、身体における問題です。車椅子ユーザーの多くが、何かしらの問題を抱えています。そういった点を踏まえて、職場の方々の理解が必要になってきます。

車椅子に乗っていてもひとくくりにしてはいけない

一般的には車椅子を利用している方々の多くは、病気やケガによって身体に麻痺が発生していることが考えられます。(※ここでは高齢者で車椅子を利用している人は除いております)

その中では、生まれつきの障害をもっている場合である先天性の場合と生きている中で交通事故にあったり、急に病気になったりした後天性の場合があります。

さらに障害の部位やレベルなども含めると様々な障害に分かれます。例えば、私は交通事故による脊髄損傷ですが、他の脊髄損傷の方と同じ症状なのかというと全く違います。

ヒアリングを通してそれぞれの症状・病気を確認すること

ここでお伝えしたいのは、職場で車椅子ユーザーを雇用している場合、症状などは1人1人それぞれ確認する必要があるということです。つまり同じ職場に別の車椅子を利用者がいても、共通しているのは車椅子を利用しているというだけで、それ以外については全く異なります。

重要なのは、必ずヒアリングをしなければならないという点です。そうでないとAさんにはできること、Bさんにはできないことなどが把握できません。ひとくくりに車椅子を利用しているからといって、「Aさんにできるのであれば、Bさんもできるでしょう」としてはならないのです。

こういったことが意外と健常者の方にとっては、分からないのでついついAさんの出来が凄いと、Bさんのやる気がないと思ってしまいがちなんです。でも症状が違うので、Bさんにはできないことはあるのです。

車椅子ユーザーにとっていくつもの問題を抱えている場合がある

さらに車椅子ユーザーにとって、身体が麻痺していることから、別の症状をもっていることが多いです。排尿・排便の問題・褥瘡の問題・体の痛みの問題などももっていることがほとんどです。これも人によってかなり変わってきます。

上記の問題は、私にとってはすべて切実な問題です。こういった部分を職場のリーダーとしては、きちんと確認しておく必要があります。そこで本人にどうされたいのかを聞いておき、職場内で対処しなければなりません。こういった場がないと、本人が我慢をしているケースがよくあります。

ヒアリングを通して「できる」ことも確認すると戦力アップになる

現在においてはマイナス面を書きましたが、逆に言えば、この人だからこういったこともできるということにもつながります。「障害者だから○○できない」というイメージが変わるかもしれません。

言い方を変えるならば、ヒアリングをすることで「できる」に変わるものもたくさんあります。そして車椅子ユーザーでも活躍できるステージが増えていき、職場への貢献にもつながり、企業の戦力化にもつながるはずです。見方を変えるということがものすごく大事なポイントでもあります。

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