障害者枠にとらわれないバリアフリーがビジネスチャンスにつながる

2018.06.23 (土)

バリアフリースタイル代表の白倉です。今後のバリアフリー化においては、「ある」「できる」から「楽しめる」社会を展開していくことが、利用者を獲得できるのではないかと思います。まだまだ少ない楽しめるスポットの中で、目立つようになるにちがいありません。ぜひともチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

競争のあるバリアフリースポットになっていく時代へ

このところビックリするのが、どこに行っても車椅子利用者が単独でいる姿をよく見かけます。私は20年以上車椅子生活をしていますが、昔は単独で出かけているような人をあまり見かけたことがないものですし、誰かと一緒に出かけている人も少なかったものです。それが今では電車・街中でも多く見かける社会です。

 

この光景は超高齢化社会においてますます見かけるようになってくるでしょう。電車・バス・クルマなどを自由に、気軽に利用できる世の中になってきたから外出しやすくなったと思います。ところがそこから先がまだまだバリアフリー化が少ないものです。レストラン・居酒屋・アミューズメント施設など利用したいスポットが、残念ながら車椅子で気軽に入れるようにはなっていないのが現状です。

 

そこで今後必要とされるものは、もちろんバリアフリーであるかないかも大事なのですが、それ以上に「楽しめるバリアフリーなのか」が大きなテーマになると感じています。そうなればその業界の中で、また地域の中でゆるぎのない最高のスポットとなるからです。今後は時代に伴って、バリアフリー化のスポットは増えてくるにちがいありませんが、そういったスポットに追随させないだけのものが「選ばれる」スポットになると考えております。

苦痛を快楽に変えれるものがあれば喜ばれる

企業側にとっては、「ある」だけで満足してもらわなければ…という意見があります。なかったものを造っただけで文句言われちゃ叶わないよという声もありました。でも選ぶのはお客さま側です。利用できるものの面白くない、つまらないのは、今後増え続ける車椅子利用者にとって受け入れられるかどうかです。

 

従来は自分一人ではできないことが多くなると、友人・家族に迷惑をかけるからとネガティブな気持ちになり、行きたくても我慢するような生活になることがほとんどだと思います。そこで諦める生活が始まります。昔は○○をしていたのに、今ではできないと感じてしまうことが多くなりがちです。

 

だからこそその我慢や苦痛を快楽に変えることができるものこそがビジネスになりうると思っております。車椅子になったらこれしかできないではなく、これができる、楽しめるものがあれば、そこに一極集中していくのが目に浮かびます。なぜならやっているところが少ないからこそ、実現可能なスポットこそが選ばれるにちがいありません。

どんどんアイディア出しをしてイメージしてみる

ここでのポイントは、車椅子利用者がやるイメージをどれだけ掴むことができるかではないでしょうか? 例えば、車椅子利用者がライブハウスに行くようなイメージはできますか? 大半の人は全くイメージができないでしょう。イメージ的には、老人ホームで車椅子に座った方がみんなで歌っているようなイメージなのかもしれません。

 

でもそれではイメージを掴むことができません。もちろんみんなで歌っていることは素晴らしいことですが、あまりにも想像の幅が少ないものです。自分たちが現在・過去において楽しかったことを思い出してください。そのときに何をしていたかどうかです。あくまでも車椅子に乗っているということ道具に過ぎないため、ライブハウスで絶叫している姿はあって当然です。

 

どうしても多くの方はフィルターにかけてしまい、「車椅子、障害者=まじめ、大変、困っている」などの式に当てはめてしまいがちです。残念ながらそこからは何も生まれません。発想を豊かにしていくことが今後のビジネスチャンスになるだろうと思いますし、それを実現できるかが大きなカギを握るでしょう。

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