車椅子利用でも喜んで頂けるバリアフリーはクオリティーも大事

2018.05.24 (木)

バリアフリースタイル代表の白倉です。いろいろな施設での対応における部分です。私が車椅子利用者で、同伴者がいる場合の対応が残念ながらどこの施設でも十分満足できるものではないことが多いものです。パターンにしてみると次のようなパターンに分かれます。ぜひとも考えてみたいと思います。(ちなみに車椅子で利用できるスペースがないという場合は除きます)

まだまだ改善の余地はある

1つ目は車椅子利用スペースがありますが、車椅子利用者が席に移ることができないケースです。さらに同伴者にパイプ椅子などの対応がないために、同伴者は車椅子利用者の脇で立っているか、もしくは一般席に移動して離れ離れになって鑑賞するしかないケースです。

 

2つ目は1つ目と同様で、車椅子利用スペースはあるものの、席に移ることができないケースです。ただ同伴者にパイプ椅子などの対応はあるので、隣で鑑賞することができるケース、もしくは前後となってしまい、一緒にお話しできないケースです。

 

3つ目は車椅子利用スペースだけでなく、席に移ることも可能なケースです。席に移らなければ1つ目と同様に、車椅子利用者の脇で立っているか、もしくは一般席に移動します。しかし席に移れば、隣で鑑賞することができるケースです。

 

大概はこの3パターンに分かれると思います。1つ目~3つ目において、車椅子利用のバリアフリー対応に力を入れてくれていることは分かりますが、「ある」だけで「楽しめる」には至らないのかもしれません。

 

映画や音楽鑑賞であれば、同伴者と話すような雰囲気ではなく、むしろ静かにしていなければなりませんが、野球などのスポーツ観戦であれば、隣に同伴者がいないのはちょっと楽しさに盛り上がりが欠けてしまうでしょう。さらに恋人とのデートであったら、わざわざ観に行ったにも関わらず、隣同士で観ることができないのはとても寂しく思います。

お客さまの立場を考えるといろいろなアイディアが出てくる

こういった状況の中でどうしたらいいのかを考えてみてはいかがでしょうか?「ある」だけでなく「楽しめる」環境にするにはどうしたらいいのか?利用していただくお客さまを今以上に喜んでいただけるようにすることが、お客さまへのサービスレベル向上につながるのではないかと思います。

 

例えば、同伴者のためのイスを疲れるパイプ椅子ではなく、多少疲れを軽減できるイスを用意することはどうでしょうか?お金を払ってみてくれている一般のお客さまのイスは、しっかりしたイスなのに車椅子利用のお客さまの同伴者となるとクオリティが落ちるのも、当事者からすると不思議な気持ちになるかもしれません。

 

さらにせっかく利用するのであれば、スペースの問題はあるものの横並びで観れる環境が望ましいと思います。「楽しめる」だけの観点だけでなく、人によっては介助が必要な場合もあります。そういったときには、隣にいることが安心感につながるでしょう。

 

今のは単なる一例にすぎませんが、今後は超高齢化社会や東京五輪・パラリンピック開催などで車椅子利用者が増加傾向にあります。そこで少しでも「クオリティ」に力をいれることで、他社にはない差別化が図れます。それがお客さま満足につながり、リピーター化にもつながっていくでしょう。

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