車椅子のバリアフリーにおける情報開示にはポイントがある - 車椅子の目線で伝えるバリアフリースタイル

車椅子のバリアフリーにおける情報開示にはポイントがある

2018.06.15 (金)

バリアフリースタイル代表の白倉です。店舗がバリアフリー化どうかは情報の見える化が一番大事なポイントである中で、単にバリアフリーかどうかでは利用したいお客さまには伝わらないものです。そこでどうやったらお客さまに伝わるバリアフリー情報になるのかを考えていきたいと思います。

バリアフリーという言葉は抽象的になりやすい

大事なポイントはどれだけ具体的な情報を開示しているかです。「うちのお店はバリアフリーになっています」とホームページ上に掲載されていれば、車椅子利用者にとっては、使えるお店なのかと安心感があります。でもそれだけでは残念ながら利用者増加につながりません。なぜなら具体的なバリアフリーなポイントが何なのかが分からないからです。

 

「バリアフリー」というワードは、徐々によく使われますが、実際のところはどういった状態になっていればバリアフリーなのかは全く分かりません。あくまでもその人の価値観によるものなのかしれません。つまり、曖昧な表現となっていることで、どの部分においてバリアフリーなのかが分からないと実のところ、利用者にとっては不安を感じてしまうこともあります。

 

車椅子利用者にとって期待しているバリアフリーは、「段差がないので車椅子でも入店できる」「店内は車椅子でも走行できる」「身障者用駐車スペースがある」「多目的トイレ(多機能トイレ)がある」といったところを想像します。もちろんそれ以外にもバリアフリー化否かのポイントはありますが、おおよそこの4点になるでしょう。

具体的なバリアフリー情報があると判断されやすい

ところがバリアフリーの基準が明確ではないために、ある飲食店やレストラン検索サイトを見ると、バリアフリーかどうかが分かるようになっているものの、何がバリアフリーなポイントは記載されていません。しかも詳しくは店舗に確認してくださいとなっています。しかも実際に行ってみたら、入口には5・6段の階段があり、店内には多目的トイレがなかったケースがあります。

 

そうなると「この店のバリアフリーっていったい何?」と感じてしまうでしょう。そのお店は、お店に入りたい旨を伝えたら、マッチョの兄ちゃんが2人ほど出てきて、車椅子ごと持ち上げてくれました。「これがバリアフリーなのか?」と笑ってしまうような出来事でしたが、はっきり言えば、「バリアフリー」と登録してはいけないお店になるでしょう。

 

毎回マッチョの人が出てくるのであればいいとは思いますが、そうでなければ段差解消にはなっていませんし、トイレも利用できないとなればバリアのある普通のお店になります。なぜなら利用者が考えているバリアフリーと一致していないからです。やはり利用者が使いやすいような具体的なバリアフリー事例を発信していることがカギになります。

最終的にはホームページを見て当事者が分かること

入口に段差がないのか?身障者用駐車スペースがあるのか?入口がスライドドアになっているのか?多目的トイレがあるのか?通路幅が広いのか?など入店する際の検討材料をきちんと掲載することではないでしょうか?せっかく車椅子利用のお客さまが、ホームページを見て自分自身で判断できれば、ものすごく役立つ情報になるでしょう。それこそが情報の見える化です。

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