ホームページに1行掲載しているだけで心のバリアフリーに

2018.02.22 (木)

車椅子ライフデザイナーのまおうです。車椅子利用者は、イベント情報を知って、「いざ、行こう!」と思っても、目的の施設がバリアフリーかどうかが大きな課題です。その施設がバリアフリーでなかった場合は、意外と一瞬にして諦めてしまうこともよくあること。「誰かに声をかけて手伝ってもらえばいいじゃない?」と気軽におっしゃる方もいますが、意外とそうではないものです。では企業にとってどういった取り組みがあると車椅子利用者は行きやすくなるのでしょうか?

バリアのある場所であるならば無理して行くより我慢する方が多くなる

車椅子利用者にとって「どうしても参加したい、参加しなければならないイベント」であれば、誰かにお願いしてでも行きたいと思うでしょう。私ならばどうしても受講したいセミナーなどがあれば、主催者に連絡をして、数名の方に車椅子の持ち上げをお願いすることがあります。そうなれば実際に建物の入口に数段の階段があっても、クリアすることができます。

 

逆にそのイベントに出席したいけれど、どうしても行きたいと思わなかったり、私が行かなくてもさほど影響のない場合のときは、控えてしまいがちです。健常者のときの生活と違って、諦める生活が多くなりがちな車椅子利用者にとっては、無理をしてでも行きたくなるような気持ちは芽生えてこないものです。まさに億劫になるような気持ちです。

 

本来はそういった状況を少なくしたいものですが、世間ではバリアフリー化が進んでいるという声がありますが、公共交通機関・大型商業施設などを除くと、民間の施設においては依然とバリアフリー化は進んでおりません。入口に数段あるバリアならばともかく、利用してもトイレがなかったりすれば、どうしても長居ができないなどの課題が出てしまいます。

大事なポイントは心のバリアフリーがあれば行きやすくなる

もちろん民間の施設においてバリアフリー化が進むことが望ましいのですが、コストの問題があるので簡単にはいかない部分もあるでしょう。でもお金をかけられなくても、車椅子利用者のために便利になるポイントがあります。それは情報の開示です。情報があるだけで生活環境は大きく変わるんです。そこが一般の人にはなかなか気づきにくいことではないでしょうか?

 

ホームページでたった1行でも「車椅子でお越しになる方はご連絡ください」と記載されていれば、もしかしたら対応してくれるんではないかと思うものです。車椅子利用者にとっては、この一行があることで安心感が湧き、気軽に相談しやすくなります。相談することでバリアフリーの設備状況はどうなっているか?どういったフォローがあれば大丈夫なのか?をきちんと具体的に確認することで、対応することもしやすくなるものです。

 

たとえバリアフリーの設備が万全でなくても、マンパワーによって可能になるのであれば、車椅子利用者にとっては行けないと思っていた施設に行くことも可能になるでしょう。そこが「心のバリアフリー」ではないでしょうか?しかもそういった場所が少ないだけに、実行することによって他店との差別化になるにちがいありません。ぜひとももっと増えていくことを願いたいものです。

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