車椅子のバリアフリーを考えるうえで欠かせないのが最新の福祉機器事情

2017.07.12 (水)

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車椅子ライフデザイナーのまおうです。このところ例年、9月に東京のお台場にある国際ビッグサイトで開催される「国際福祉機器展」に行って、最新の福祉機器をチェックすることがほとんどです。この国際福祉機器展まであと2ヶ月後です。今からワクワクしています。

年2回における福祉機器の展覧会が東京と大阪で開催

皆さんは、国際福祉機器展に行かれたことはありますか?関東に住んでいらっしゃる人は距離的にも比較的近いので、気軽に行くことは可能かもしれませんが、関東以外に住んでいる方には馴染みのないイベントかもしれません。
 
それでも4月には大阪でも毎年、「バリアフリー展」が開催されます。イベントの大きさでは、東京と大阪ではあまり変わらない規模のように思えます。メジャーな企業は、4月・9月の両方にも出展されていると思います。
 
例えば、車椅子メーカー・自動車メーカー(手動運転装置やリフト式の福祉車両など)・住宅機器メーカー・介護用品メーカーなどは東京でも大阪でも見ることができるはずです。
 
私が大阪のバリアフリー展に行ったのは、ちょうど10年位前ですね。ただどちらの展覧会も3日間くらいで終わってしまうので、気がついたらもう終わっていたということもよくありますし、なかなか自分の休みと合わせるのが難しい場合もあります。

国際福祉機器展で見て、購入したアイテムもある

もちろん福祉機器は、誰もが使う機器ではないために量産体制に入っているアイテムではありません。だから価格面では高くなる傾向があります。価格面なども重なって一般的に普及せず、量販店などの流通段階に乗らないといえるかもしれません。
 
どんなに便利でも、どんなに優れていても、いざ購入しようとするとためらってしまうのが福祉機器かもしれません。メーカー側はせっかく利用者のために渾身のアイテムを作っても、利用されないのであれば残念な結果になってしまいます。
 
しかもこの国際福祉機器展で紹介されているアイテム自体が、あまり知られていないことも確かです。車椅子ユーザーの友人とかに聞くと、「えっ、そんな便利なものがあったの?」という声もよく聞きます。意外とネットなど見ていても気づかないこともよくあります。

今後は素晴らしいアイテムをいかに知ってもらうかが重要なポイント

今後は福祉機器において、いかに多くの人に知ってもらうかが重要なポイントになります。そして使う人が多くなることで社会が変わっていきます。私としても車椅子ライフデザイナーという立場として、もっと多くの実生活に役立つ機器を紹介していきたいと思っております。
 
★国際福祉機器展2017 9月27日(水)~29日(金)東京ビッグサイト
 
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