車椅子利用者が入れるバリアフリー化は時代の先駆けになる

2017.05.15 (月)

車椅子ライフデザイナーのまおうです。今後は、2020年東京オリンピック・パラリンピックや高齢化社会において、あらゆるスポットのバリアフリー化は進んでいくと思います。でも今時点ににおいて、路面店の店舗であるレストラン・ショップなどでは、残念ながらバリアフリー化は進んでいない状態です。

そのため店舗のバリアフリー化が一早く進めば、他の店舗にはない差別化が図れる可能性があります。実際に差別化を図った際に、どういった形でバリアフリーをPRしたらいいのかを考えてみたいと思います。

バリアフリー化が進めば障害者の間で話題になるはず

一番は何といっても「口コミ」だと思います。障害者のネットワークは一番強いと思います。先日、JR盛岡駅のすぐ近くに障害者をお持ちの方でも気軽に入れるスナックがありました。お店の名前は「えびぃず」というお店です。

いざ中に入ってみると多目的トイレがあったり、車椅子に乗ったままでも居られるように、ソファーが外せるタイプになっていました。最近では、話題のコーヒーチェーンのコメダ珈琲店でもよく見かけたりします。

店内で飲んでいると、一般の健常者だけでなく視覚障害の方や車椅子バスケの選手などが入店されてくるではありませんか?しかも、障害のある人と友人たちがどんどん入ってきてものすごく賑わっていました。

障害者の中では、ものすごく有名なスポットであり、まさに口コミによるものだと思います。お店の経営者の方もとても気さくな方でしたので、盛岡に行った際には、また行きたくなるスナックでした。障害者専用のお店ではありませんが、気軽に入れるところが少ない中では、他のお店にはない差別化になると思います。

折込チラシは他とはちょっと違う特色を出すと余計に目立つ

さらには、折込チラシに自店の取り組みを掲載するのもプラスだと思います。私が以前勤めていたお店は、茨城県初のハートビル法(現在の新バリアフリー法)の適用店舗でした。

当時の店長は、年に1度(創業祭イベント)だけは販売する商品だけでなく、お店がバリアフリーであることをPRしたチラシを作っていました。お店が取り組んでいることを地域のお客さまに知っていただくためのものでした。

例えば、自販機は頸椎損傷の方で手が不自由な方でも利用できるように、小銭の投入口は受け皿のような形にしてあるとか、ジュースを選ぶボタンは手の届くところにあるとかをチラシの中で大きく紹介していました。現在では珍しい機器ではありませんが、20年前にはあまりなかった自販機です。

当時の企業のトップは、そのチラシを気に入ってくださったようで、全国の店舗に見せたくて、全国を巡回しながらこういったものを参考にしなさいと伝えていたのを覚えております。実際にそういったチラシはありそうでないんです。だからこそインパクトがあるのかもしれません。

最近では携帯・PCのアプリ「ぐるなび」ではバリアフリーの有無が掲載

その他のPR方法としては、ネット環境を駆使して「ぐるなび」などのサイトに掲載することです。「ぐるなび」だけは、車椅子利用可かどうかを掲載しております。車椅子ユーザーは、こういったサイトをチェックしています。行けるところが少ないので、どうしても行ける場所を検索します。

車椅子ユーザーにとっては、まだまだ気軽にお店へ入って長居のできるようなスポットが少ない状況です。私も行った先で困らないように店舗のホームページを見たり、近隣に多目的トイレがあるか調べたり、お店の入口の画像をGoogleのストリートビューで確かめたりして出かけるのがほとんどです。

バリアフリーな店舗があれば選ぶ店が少ない現状ではとても目立つ存在になる

こういった行動は、一般の健常者の方々には考えられないと思われるかもしれません。でもそれだけこの世の中にはバリアが多いんです。だからこそバリアフリーな店舗があるだけでそこに車椅子利用者は集中して利用することになります。

これからは競争社会です。1人でも多くお客さまにご来店いただきたいのはどこのお店においても課題だと思います。そこで車椅子ユーザーでも使いやすいお店を目指してみるのはいかがですか?きっと今までは来店されなかった方々が続々と訪れるかもしれません。

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