バリアフリーの導入は新しいマーケットに繋がる可能性がある

2017.09.20 (水)

車椅子ライフデザイナーのまおうです。奄美空港におけるバニラエアの搭乗問題が大きくクローズアップされました。今後において今回の問題を機に、プラスに変えていくことはできないかを考えてみました。

東横インはバリアフリーをマイナスからプラスへ変えた

もう10年位前の話題ですが、ホテルやマンションの耐震偽装問題が発生しました。その中で大きく取り上げられたのが「東横イン」の問題です。バリアフリールームを造っても誰も使わないので、物置部屋にしたり、設計図とは違う形で駐車場に変えてしまったという内容でした。

 

当時の社長は「40キロの道路を60キロで走ってしまったようなもの」と軽々しく発言してしまったことで、マスコミから叩かれてしまい、謝罪する形になってしまいました。

 

その東横インの現在はどうなのでしょうか?驚くかもしれませんが、車椅子利用者にとって人気のあるホテルに生まれ変わっていました。

「バリアフリーのホテル=東横イン」という位置づけに

私の日本1周旅行の時も「東横イン」をほとんど利用しました。東横イン全体においてもバリアフリールーム(ハートフルルーム)が大半の施設で設置されています。

 

車椅子から湯船に入る前に乗り移る台、シャワーチェアー、滑り止めマットなどが用意されていたり、車椅子利用者のための身障者用駐車スペースの確保など利用者にはありがたい施設となっております。

 

私の日本1周も、東横インがなければ実現しなかったと思えるくらいです。なぜならあの耐震偽装事件以降において、宿泊施設のバリアフリー化はかなり遅れている中で、今では「バリアフリーのホテルなら東横イン」という位置づけになりました。

奄美大島にもマイナスをプラスに変える発想はできないか

東横インの事例は、明らかにマイナスをプラスに変えた素晴らしい内容です。こういった事例を問題となった奄美大島にも適用できないかを考えてみたら、マリンスポーツに着目することができるのではないかと思いました。

 

私は今年初めて石垣島でマリンスポーツを体験しました。車椅子利用者でもマリンスポーツができる喜びを感じました。そのマリンスポーツは、今回の問題になった奄美大島でも体験することができます。

 

奄美大島にはマリンスポーツの体験だけでなく、車椅子利用者のための宿泊施設まで整備されております。まさに車椅子マリンスポーツの聖地です。「ゼログラヴィティ 清水ヴィラ」という施設です。今回のバニラエア問題においても、渦中の木島さんはHPにて昨年に引き続き訪れたと記載されています。

プラスの発想こそが新しいマーケットを誕生させるはず

そこで発想できるのは、「車椅子利用者=マリンスポーツ=航空会社」がうまくいけば、マイナスをプラスに変えて、バニラエアにとってもイメージアップにもつながるかもしれません。あくまで私の理想論かもしれませんが、新しいマーケットが誕生するにつながるはずです。

 

そういったプラスの発想をすることで、バリアフリーは企業にとって収益を上げることが可能になります。車椅子利用者も「できない」から「できる」、そして「楽しめる」ことになり、企業も車椅子利用者もWIN・WINの関係になると思っています。

 

ゼログラヴィティ 清水ヴィラのHP → こちら

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