車椅子ユーザーの職場バリアフリーには机の存在も重要

2017.06.26 (月)

車椅子ライフデザイナーのまおうです。車椅子ユーザーが仕事をしていく中では職場環境の充実が挙げられます。車椅子で通れるスペースだけでなく、仕事で利用する机についても使いやすいものに変えるもしくは工夫する必要があります。

昔ながらの事務用デスクは足が入りにくい

使用されている机は、昔ながらの事務用デスクだと思います。手前に引く引き出しがお腹の前にあって、右サイドには大きな引き出しが3つくらいあるタイプだと思います。

この事務用デスクは、一般の健常者が使う分には全く問題がないのですが、車椅子ユーザーが使うとなると、残念ながらデスクの下にきちんと足が入る構造にはなっておりません。

なぜならば車椅子ユーザーは、床に足を置かないからです。フットサポート(足をのせる部分)に足をのせているので、その分だけ床からの差が生じます。そのため、事務用デスクに足が入らない状態になってしまいます。

足が入らないまま作業すると身体にも悪く、効率にも悪影響

よくある光景では、足が入らない状態のまま、かなり手前の状態で、猫背になりパソコンを入力している姿です。明らかに体勢が悪いため、パソコンの入力する効率も落ちます。

ここで事務用デスクを考えるならば、購入もしくは工夫だと思います。事務用デスクを新たに購入できるだけのコストがある場合は、車椅子ユーザーにあった高さや足の入るデスクを用意した方がいいと思います。

もしコストの問題があるならば、実際に使用している事務用デスクのお腹の前にある引き出しを外してしまいます。私は外して使っていて、なんとかスムーズに足が入りました。但し気をつけなければならないのが、外した後の両サイドに金具があるので、ぶつからないように注意した方がいいです。

これでも入らない場合には、事務用デスクの下にブロックなどを入れてみることもできます。私の部下はブロックを入れて机の高さを上げていました。実際には記入しにくい高さなので、座高が低い人であると厳しいかもしれません。

車椅子ユーザーと話して体勢のチェックをしていくことが必要

大事なポイントは、車椅子ユーザーと話すことで、入力できるではなく入力しやすい体勢はどうなのかをチェックすることです。なぜなら社内でのパフォーマンスをアップさせるために、できるだけバリアを取り除き、効率のいい働きやすい環境を創っていくことが、企業にとって十分貢献できるからです。

そうなれば事務用デスクを新しく購入しても、長い年月を考えたら費用対効果において、無理な体勢で効率を落として働くよりも、体勢をしっかりした形で効率をアップさせていくことの方が得になるという場合も考えられます。

業務改善をしていく風土こそが働きやすい職場環境になる

そのためにはただ単に働くということではなく、企業の一員として活躍できるステージを創ることが、企業にとっても車椅子ユーザーにとってもWIN・WINの関係になり、長く勤めていける環境にもつながると思っております。

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