車椅子ユーザーが外出を拒んでしまう大きな理由は「雨」

2017.10.17 (火)

車椅子ライフデザイナーのまおうです。私は20年以上も車椅子生活をしてきて、その中でどうしても辛い状況に陥るのは「雨対策」。今日は大事な日なので「雨よ、降らないでくれ!」とお願いすることもよくあり、まさに子供時の運動会前日にてるてる坊主を作ったように年中神頼みをします。なぜそこまで雨を嫌うのでしょうか?

車椅子ユーザーは傘を差すことができない

車椅子ユーザーにとって「傘を差す」という行為ができないからです。車椅子に傘を引っ掛けるような場所があるわけでもなく、手で傘を持っていたら車椅子を漕ぐこともできません。車椅子に屋根でもついていれば雨除けにもなるのかもしれませんが、そんな重装備をしていたら車椅子としての機能は果たせないでしょう。

 

実際には雨合羽を着用することになりますが時間がかかります。車椅子に乗りながらでは着用することが大変なものです。そのため新しい雨合羽が現在では開発されています。それは上からかぶせるだけの雨合羽で、従来のものと比べて着用するのに時間がかかりません。

 

現時点ではこのかぶせる方式が一番の雨除けになるのかもしれませんがデメリットもあります。かぶせる形なので車椅子走行に多少支障がでることが大きな課題です。残念ながら確実な選択肢がまだ見つかっていません。一般の車椅子ユーザーにとって、雨の日の外出は避けてしまいがちです。

旅行に行く場合は目的地でどこにもいけなくなる可能性もある

特にそれを象徴するのが「旅行」です。傘を差せない立場だと至る所で雨に濡れることが多くなります。そうなると旅行先での外出はほとんどできなくなってしまいがちです。駐車場から建物入口までが近い状態ならば十分可能ですが、そうでなければびしょぬれになってしまいます。そのためホテルに居て外出を拒む人もいます。雨になることで旅そのものが一変してしまうこともあるだけに雨の対応策がほしいと常に願っています

 

だから雨でも大丈夫なショッピングモールにしてしまうことが多くなります。実際に考えてみると、雨が降っていたらショッピングモールくらいしか楽しめないのです。とにかく目的のスポットで楽しむような余裕はもてません。強いて言えば、雨に濡れにくいスポットを探すしかないと思います。

 

今後は雨合羽以外に雨除けとなる画期的な発明を期待したいことと、雨でも旅行を楽しめるようなポイントなどが今まで以上に知れ渡れば、車椅子ユーザーの外出にも影響するのではないかと思っております。それこそが車椅子でも生活しやすい環境になっていくはずです。

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