職場において車椅子利用者が感じるありがたいバリアフリーとは?

2017.06.07 (水)

車椅子ライフデザイナーのまおうです。車椅子利用者が生活するにあたり、気になる部分はお尻の褥瘡(じょくそう:「床ずれ」)であったり、同じ姿勢で過ごすことで背中がかなり疲れたりするものです。このような車椅子利用者の健康について職場のメンバーが知っていただけたら、本当にありがたいものです。

車椅子利用者が言えずに我慢しているケースがある

当然、一般の健常者の方には分からない内容だと思います。もちろん、車椅子利用者が本音で話さない限り、気が付くともないでしょう。でも実際にはこういったポイントはいくつもあり、我慢しているケースがよくあります。

車椅子利用者は勤務をしていると、1日中座っていることになると思います。褥瘡予防に気を付けている人は、15分おきにプッシュアップ(両手でお尻を上げる行為)をして、お尻の圧を抜くようにしています。

最近のクッションはかなり高性能ですので、プッシュアップをしなくても、お尻が真っ赤になりにくくなりました。しかし、そういった高価なクッションに座っていても、人によってはお尻が赤くなる人もいます。

席に座っているとお尻が痛くなるが、麻痺していると気が付かない

通常の健常者の人でも席にずっと座っていたら、お尻が痛くなってくると思います。ところが車椅子利用者のような下半身が麻痺している人にとっては、お尻が痛くなることに気が付かないのです。そして気が付かないままに放置しておくことで、褥瘡になってしまうのです。

ここで言いたいことは、もし職場で簡単なベッドなどがあれば、車椅子利用者が休憩時間に横になれると思います。ずっと同じ姿勢で座っているのを休めるためにもぜひとも設置してほしいと思います。

休憩中に横になるベッドがあるだけでとても助かる

みんなが休む休憩スペースに、ただ一人だけ横になっているのは恥ずかしいので、救護室や会議室にベッドを用意していただければありがたいです。カーテンなどを用意すれば、きちんと仕切ることができますので、もし会議をするにしても休んでいる人は気にならないと思います。

以前勤めていた私の職場もベッドがありましたので、休憩時間にお尻と背中を休むことができました。これは上司の配慮によるものでした。本当にありがたかったです。休憩中にきちんと身体を休ませることで、その後の仕事にも力が発揮できると思います。

大事なのは気軽に上司と部下が取れるコミュニケーション

ポイントは上司が部下の困っていることを日頃から聞いてあげることです。それは気軽に話ができるようなコミュニケーションが重要です。気軽でなければ遠慮してしまい、本音が出せないと思います。

これは障害者に限ったことではありません。風通しの良い職場環境を創っていくためには、上司がやるべきことです。そうすることにより、チームビルディングに繋がり、同じベクトルに向かって仕事が遂行できるようになるはずです。

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