店舗のバリアフリーを考える上では「あの店だから」「あの人がいるから」が選ばれる条件

2017.09.17 (日)

車椅子ライフデザイナーのまおうです。私は21年間総合スーパーで勤めていましたが、久しぶりにお会いした部下と懐かしい話を聴いていたらいろいろと蘇ってきました。お客さまから「選ばれる」お店とは一体どういうものでしょうか?

あの従業員の方がいるから「選ばれる」世界

私が勤めていたスーパーに1・2ヶ月に1度、ご来店いただける視覚障害のお客さまがおりました。一人暮らしをされているのか分かりませんが、ご来店する際は必ずタクシーに1人で乗って来店されます。

 

「これからお買い物に向かいますが、いつもお願いしている○○さんにお買い物の手伝いをしていただけないでしょうか?」と事前に電話がきます。もちろん当店としては喜んで承ります。

 

約1・2時間、サービスカウンターの従業員(今回久しぶりにお会いした部下)と一緒に店内をくまなくお買物をします。毎回、買いだめをされているようでたくさんの商品を購入してくださいます。

 

そして毎回とても喜んでお帰りになられます。つまりこのお客さまにとっては、当店に対応してくれる従業員がいるから選ばれているわけです。

 

その従業員の方はサービス介助士の資格などをもっていますが、当店の中では人に優しい対応ができるサービスカウンターのエース的な存在でした。だからこそ視覚障害をお持ちのお客さまにとっては安心できるのだと思っています。

 

こういったことがお客さまから「選ばれる」お店になれると思います。ポイントは「あのお店だから」「あの人がいるから」そのお店で買いたいということです。

行くことのできない店が多い中では行ける店が目立つ

お客さまから「選ばれる」お店になるのは簡単なことではないはずです。私も障害者の1人なので普段から感じますが、行けるお店が少ないのが現状です。行くことのできたお店でかつ人に優しいお店だったりするとまた行きたくなるものです。

 

最近ではあるお店が大のお気に入りになっています。バリアフリーの整った居酒屋が少ない中で、JR東京駅の八重洲側にある居酒屋塚田農場です。多目的トイレも設置されている珍しいスポットです。

 

女性のある従業員(自称:ハリセンボンの近藤春菜さんに似ていると名札に書かれている方)の温かい接客応対は見事なものです。記憶に残る接客ができることが素晴らしいんです。

車椅子利用者でも利用できるお店だから友人・同僚・家族も来店する

大人数で飲み会となると私がいることで、車椅子でも入れるお店になりそのお店に行くことが多くなります。まさにバリアフリーでかつ接客応対のできるお店だからこそ「選ばれる」お店になっていくはずです。

 

そういったポイントを踏まえていくと、家族・同僚・友人なども来店するので集客UPにつながると思います。これからはバリアフリーの時代です。まだ取り組まれていない世の中で今こそチャンスではないでしょうか?

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