障害者といえばスポーツとイメージされる中での実態は?

2017.05.06 (土)

車椅子ライフデザイナーのまおうです。GoogleやYahoo では「車椅子」といったら、真っ先に検索されるのが「スポーツ」なんです。でも実際には車椅子ユーザーでスポーツをしている人数はさほど多くない状況です。やはりパラリンピックのイメージが強くなっているのだと思います。

車椅子バスケットボールのプレイはものすごい迫力がある

昨日は、車椅子バスケットボールの日本選手権の決勝戦が開催されていました。宮城MAXというチームが9連覇をしました。センターの藤本選手はドイツで活躍していますし、それ以外の選手も日本代表として活躍しています。

しかも今年からは、女性の選手も参加していて、その中でも宮城MAXの藤井選手はかなりの得点をゲットしていました。敗れたNO EXCUSEも途中までリードしていたことで、もしかしたら絶対王者を破るかもと思って観ておりました。本当に迫力のあるすさまじいプレーの連続でした。

それでも世界となると、もっと大柄の選手が登場します。先日、お会いした別の競技の元選手は、「世界には元軍人の190cm・120キロのようなレスラー級の選手がいて、その選手に挑んでいかなければならないんです」とおっしゃっていました。まさにボブサップに向かっていくような勇気がなければ戦えないんでしょうね。

リハビリ中にはスポーツをするもののその後はやらなくなる事情

私もスポーツは大好きなので、21年前にはリハビリセンターで車椅子バスケをよくやっていました。リハビリ中だったこともあり、日常の車椅子を乗ってプレーしていましたが、転倒防止のキャスターがついていなかったので、シュートをした時に後ろへ転倒することもよくありました。それでも仲間とスポーツをすることが、とても楽しかったのを憶えています。

その後はリハビリセンターの体育教師から、「所沢の国リハまで週3回通ってスポーツをしに来なさい」と言われましたが、さすがに茨城~所沢までの片道1時間半の道のりを通うことはできませんでした。また小売業に勤めていたので、土日に休むことができないこともあり、スポーツからは遠ざかってしまいました。

実際には、車椅子スポーツをやっている場所は多くありません。しかも私のように土日ができないと団体競技は難しいです。近所に車椅子テニスで有名なスポットがあります。後々には車椅子スポーツ界で一番有名な国枝慎吾さんが通うテニス場があるんですが、土日の練習ができないと厳しいと言われたこともありました。

多くの人が抱える車椅子生活の大きな課題は体力低下

車椅子生活をしていて体力低下は大きな課題です。冒頭で申したように車椅子ユーザーでスポーツをやっている人はごくわずかです。その方々はまさにアスリートです。パラリンピック・国体などを目指して頑張っている方々です。

今後はアスリートのような切磋琢磨して勝負にかけるスポーツだけでなく、誰もがやりたいときにできるスポーツが欲しいものです。残念ながらそのようなスポーツがないので、アスリートか全くスポーツをしないかというのが車椅子ユーザーの事情だと思います。

気軽にできるスポーツこそが障害者だけでなく健常者と一緒にふれあうツールになる

重要なのは気軽にできるスポーツです。そうなれば体力低下を防止でき、日常の中でも楽しめるきっかけを作ることが出来ると思っております。できれば健常者と一緒にできるようなスポーツがあれば、現在の課題である障害者と健常者の共生社会がより一層進むと思っております。

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