車椅子でのお買い物を想定する際は店内の巡回を通してバリアをなくしていく

2017.10.15 (日)

車椅子ライフデザイナーのまおうです。店舗のバリアフリー化を考える中で、ちょっとしたことが気になります。「こんなレベルだったらいいだろう」と安易に考えてしまうことのないようにしたいものです。1つ安易に考えるとそれ以外のことも安易になりがちです。そういったことにならないように店舗を運営する場合には徹底していくことをおすすめします。

お客さまへ約束していることは周知徹底して守らなければならない

事例を挙げますと床の配線です。1㎝くらいの配線カバーが床の上にあるケースです。1㎝クラスであれば前輪キャスターを持ち上げなくても自然に乗り越えることができるはずですが、身体にうける衝撃があります。これは車椅子利用者やベビーカー利用者に影響します。ガタンガタンとなります。これはあまり望ましくありません。

 

どうしてもレジがあったり電飾があったりするので配線が必要になりますが、できれば天井を使うことをおすすめします。そうすれば床の配線が解消されます。ちょっとしたことですがこういった取り組みを大事にしたいものです。ついつい売場の主任・担当者では勝手にやってしまいがちなので、管理者がきちんと巡回を通して解消する方向にもっていき、部下への周知徹底が必要となります。

 

なぜそれが気になるかと言いますと、「〇〇店舗はバリアフリー店舗になっています」とホームページなどを通してPRしているからです。PRしているからこそ通常以上にバリアフリーに力をいれなければならないと思っております。それがお客さまとの約束だと思います。お客さまによっては「バリアフリーだからあなたのお店に来た」というケースもあるはずです。期待しているからこそ厳しい目で見てしまうのです。

期待しているからこそできていないと裏切られた感が強い

私も日本1周の時にあるビルを利用した時に、「うちのビルはバリアフリーに力を入れています」とホームページに掲載されていました。なかなかバリアフリー化されている物件が少ない中で、そのビルに出店している食事処を利用したかったのですが、身障者駐車スペースは車椅子を乗り降りするスペースもなく、カラーコーンも置いてあったりしてバリアフリーには程遠いビルでした。

 

もちろん期待していたからこそ、がっかり感が強かったのかもしれません。お店に話を戻しますが、よく見かけるのは、主通路にワゴンなどが所狭しと配置されており、車椅子でも通過しにくいようになっております。こういったこともマイナス点です。

 

また何かのイベントをするから店の入口にある身障者用駐車スペースをイベント会場にしてしまうことなどはもってのほかです。そういったこともついつい気にならないでやってしまいがちです。組織の中では、こういったことを指摘をしても「売り上げるためにはしょうがない」という上司からの反論が返ってくることもよくあります。

企業のビジョン・約束はちょっとしたことで変えてはならない

厳しいことを言うようですが、一度決めてPRしたことを崩すようならバリアフリーをPRしないことです。お客さまへの約束をするということの重さを感じる必要があります。それだけお客さまはPRしていることに期待をして下さっています。期待を裏切らないためにも企業のビジョン・約束に筋を通していくべきです。

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