毎日車椅子を利用しながら車椅子の正しい操作方法が知らない?

2017.05.26 (金)

車椅子ライフデザイナーのまおうです。自走式の車椅子を使っておりますが、最近は、車椅子スキルマスターの講習のアシスタントなどをやっていて、とても感じることがあります。それは車椅子の操作を教えてくれる場所が今までなかったことです。

車椅子の正しい操作方法を教えてくれる機関が誕生!

現在は、国際せきずい損傷リハビリテーション協会(Re-SCI)が主催する車椅子スキルマスターコース・車椅子スキルインストラクターコースがあり、私がいつもお世話になっている橋本先生の下で、車椅子の操作を教育する講座が設置されております。

私はそこで分かったことは、今まで車椅子の操作そのものを習ったことがなく、身体で覚えていったにすぎないことでした。病院でも車椅子販売店でも車椅子の操作を詳しく教えてくれる機関がないと思います。

ある意味、身体で覚えることは料理人のような感覚なのかもしれませんが、少ない力で大きな力を発揮するような技術を知らなかったんです。毎日乗っている車椅子そのものの特性すら知りませんでした。

今まで車椅子ユーザーは覚えるより身体で慣れていった

車椅子ユーザーにとっては、とてもビックリするような出来事でした。何気なくやっていることも、こうすればもっと漕ぎやすくなるといったことがいくつもありました。

実際になぜ車椅子の操作方法をやらなかったのだろうか?と振り返ってみました。私が入院していたリハビリテーションセンターでは、確かにベッド・トイレ・車からの乗り移りの教育を受けました。さらに基礎体力をつけるためのトレーニングなどもやりました。とにかく身体を鍛えろという感じでした。

車椅子の操作で教えてもらったのは、前輪のキャスター上げだけはやったような気がします。ただ現在の橋本先生が教える教育のような形ではなく、荒療治の教育だったような気がしてなりません。後ろに何度も倒れながら覚えていくようなものでした。

前輪のキャスター上げができないと段差をクリアできない

今でも講習の中で、前輪のキャスター上げが参加者にとって難しいものです。車椅子ユーザーの方でも苦手な方が結構います。車椅子というものは前輪のキャスターが一番厄介なんです。

たった2㎝の段差でも前輪のキャスターを上げないとクリアできませんし、舗装されていない道路では、前輪のキャスターを上げてウイリーのように走行しないと前輪が陥没してしまい、身動きが取れなくなってしまうんです。

だからこそ、前輪のキャスター上げができないと生活に不便してしまうんです。現在の講習では後ろにマットを敷いたり、人の支えをつけて練習します。子供が補助輪を外すまでの訓練に似たものがあります。

もちろん身体の障害レベルによって、習得できる内容は変わってきます。私は脊髄損傷の胸椎5番(みぞおち付近)なので、腹筋・背筋が効かないこともあり、大きい段差(10㎝以上)はためらってしまいます。怖さが出てしまいます。

車椅子のスキルをきちんと身に着けることによって変わってくる

車椅子スキルの講習を受けることによって、健常者の方も車椅子利用者に対しての正しい指導方法ができるようになりますし、車椅子ユーザーの自身のスキルアップにもつながると思います。

そして車椅子スキルを知って、気軽なスポーツを通して、障害があっても高齢であっても健常者であっても楽しくふれあえるコミュニケーションツールになることを願っております。

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