バリアフリーの情報を探している人に伝えたいポイントとは?

2018.11.03 (土)

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あなたのお店の『バリア解消』請負人

バリアフリースタイル代表の白倉栄一です。

 

車椅子利用者が、

一般の方々のように

飲食店サイトのアプリだけを

チェックして行くことは

なかなか難しいものです。

 

なぜなら車椅子利用者にとって

必要な情報が少ないといった点です。

 

料理が美味しいことも

重要な選択肢の1つですが、

アクセスやトイレなどの情報開示がないと、

料理だけの情報を

掲載しても行くことはできません。

 

ではどういった情報が

必要とされているのでしょうか?

駐車場のスペースはどうする?

現地までクルマで行ったものの、

目的地のお店もしくはその周辺に

身障者用駐車スペースがなかったり、

またはすでに満車になっていたりして

ハラハラ・ドキドキすることがあります。

 

どうしても見つからないときには、

どこかの駅へ行き、

駅周辺にある駐車場を探します。

 

そして駅から電車で数駅乗って

現地に向かうといった場合もあるくらいです。

 

この時のロスは30分~1時間になるでしょう。

 

行きたいと思ったお店が

目的地に到着するまでに

疲れてしまうこともよくあります。

 

状況によっては、

面倒臭くなって引き返すこともあります。

 

もしお店の方とのコンタクトを

うまくとれていたり、

車椅子利用者にとっての

有益な情報があれば

スムーズに行くことが

できるようになります。

 

そのためホームページ等で

バリアフリーの情報

もしくはお店の対応をしてあれば、

車椅子利用者にとって有益な情報となります。

 

ポイントの1つとなるのが、

駐車スペースの確保です。

 

もし該当スペースに

身障者用駐車スペースがなければ、

2台分を確保していただけるだけで

車椅子利用者にとっては助かるでしょう。

 

「なぜ2台分あれば助かるの?」

という声を聞きますが、

車椅子利用者にとって

必要な駐車場スペースの幅は3.5Mです。

 

通常の駐車場スペースは2.5Mであり、

車椅子の乗り降りをする際に必要なのが

1M(ゼブラゾーンのようなスペース)です。

 

したがって、

身障者用駐車スペースがなくても

2台分(2.5M×2)があれば

十分とめることは可能となります。

 

身障者用駐車スペースがなくても対応できるコツ

そこで大事なポイントとなるのが、

「2台分を気軽に利用できる環境づくり」

 

今日の日本社会の中では、

2台分使用していることは

ほとんどの方にとって理解できないことなので、

クレームを言う人もいるでしょう。

 

でもそのことを、

きちんとホームページや店内において

説明することで解決するはずです。

 

もしそれでも

ご理解をいただけないのであれば、

あえて相手にする必要はないでしょう。

 

残念ながら無関心の人に

何を言っても通じないことは、

前職のイオンで

働いていたときもよく経験しました。

 

ご納得いただけないのであれば

やむを得ないと判断したらいいと思います。

 

話を元に戻すと、

車椅子利用者は目的地のホームページを

閲覧することが多くなります。

 

その中にバリアフリー情報を

掲載しておくことで、

利用する側にとって安心感を与えます。

 

さらに大事なことは、

「何かご不明な点があれば

お気軽にご相談ください」

と掲載していたら、

電話でもメールでも

問い合わせしやすくなります。

 

たった1行だけでも掲載されていることが、

お互いのコミュニケーションの

きっかけにつながります。

 

できればバリアフリーの情報を

画像もしくは動画で掲載していたら、

もっと親切なお店だと

感じるにちがいありません。

 

そういった利用する側からのニーズを

どれだけ把握することができるかが

今後のビジネスの発展につながっていきます。

 

超高齢化社会においては、

車椅子を利用する方々が増えていきます。

 

いかに車椅子利用者のニーズに

お応えすることができれば、

喜ばれるお店になるでしょう。

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