オフィスのバリアフリーでは車椅子が通れる通路幅がポイント

2018.10.30 (火)

あなたのお店の『バリア解消』請負人

バリアフリースタイル代表の白倉栄一です。

 

お店のバリアフリーを中心にお伝えしておりますが、

もし企業に勤めている車椅子ユーザー

もしくはこれから障害者雇用の一環として

車椅子ユーザーを採用したいと考えている場合には、

お店同様にバリアフリーであることが欠かせません。

 

私はサラリーマン時代に出張で

他の事業所にも出向いたことがあります。

 

しかしほとんどの事業所において、

車椅子ユーザーが気軽に働ける環境ではなかったことが

多かったことを覚えています。

 

その中でも今回取り上げるのは、通路幅についてです。

単に通れるだけの通路幅は快適ではない

なぜ通路幅をクローズアップしたのかと言いますと、

主に商業施設などは店内においては、

比較的通路幅を確保した状態になっているものの、

バックルームなどはかなり狭い状態に

なっていることが多いものです。

 

車椅子ユーザーが働く事務所などにおいても

同様に狭いものでした。

 

通路においては、車椅子ユーザーが

何とか通れる状態に設定されているのは、

仕事上の効率が悪い通路幅といえるでしょう。

 

「通れればいいじゃないか?」と思うかもしれません。

 

でもスムーズに通れれば問題ありませんが、

人に声をかけて

「すみません、後ろを通りますので・・・」と

いちいち言わなければならないような通路であっては、

仕事上にも影響を及ぼしかねません。

 

たった1度通るだけであれば「お互い様」と

いう言葉が相応しいのかもしれませんが、

事務所内のような何度も往復するような場所にあって、

「すみません、後ろを通りますので・・・」は

毎回、人が仕事中の椅子から

立ち上がったりしなければならない状態になるでしょう。

 

しかも座っている人が、急ぎの仕事をしているときに、

「すいません・・・」と言われたら、

「うるせえな!」「じゃまだ!」と言ってしまう人も

実際にはいるものです。

 

本来はそんな気持ちがなくても、

イライラ感から発言してしまうのかもしれません。

 

でも現実には、車椅子ユーザーのいる職場は

このような狭い通路しか

設定されていない職場は実に多いものです。

 

しかも車椅子ユーザーとしては、

「うるせえな!」とか言われたら、

その通路を二度と通りたくないものですし、

極端なことを言えば、

「こんな職場で働きたくない!」と

思ってしまうかもしれません。

通路幅は働きやすい職場環境にもつながる

大事なポイントは、

誰にもお願いすることのない通路幅を

設定することです。

 

最低でも80㎝以上は必要になるでしょう。

 

さらに人との交差をするのであれば、

120㎝以上が望ましい幅と言えるでしょう。

 

さきほどのようにお願いするようになると、

どうしてもいろいろな人の仕事を中断させてしまいます。

 

そういった意味では、チームワークも壊さないで、

仕事をこなすスピードもアップさせていくことが

快適な職場であると思っています。

 

車椅子ユーザーにとっては、

通路幅の確保がどうしても必要です。

 

そのためには一度車椅子ユーザーとともに、

通路幅のチェックを実施してみるといいでしょう。

 

そうすることでご本人の納得する職場が

つくられていくにちがいありません。

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