車椅子ではなかなか行きにくいスポット「美容・理容室」

2018.11.07 (水)

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あなたのお店の『バリア解消』請負人

バリアフリースタイル代表の白倉栄一です。

 

車椅子生活になって20年が経過して、

バリアフリーになった業界、

そうでない業界など様々あります。

 

でも車椅子利用者でも

日常的に利用したいと思っていても

なかなか気軽に利用できない

業界があるものです。

 

そう考えると、

もしあなたのお店が

バリアフリーが進んでいない業界だったら、

その業界のパイオニアに

なれる可能性はあるでしょう。

 

この機会にバリアフリー化への

検討をしてみてはいかがでしょうか?

 

きっと多くの車椅子利用者の方々に

喜ばれることでしょう。

美容室・理容室で洗髪しにくいなど

今回考えてみたいのは、

「美容室・理容室」です。

 

美容室においては、

カットだけをする場合は

ほとんど問題ありませんが、

シャンプーをするために

別の場所へ移動するとなると、

車椅子利用の私はできないために、

カットのみで帰ることがありました。

 

しかも1000円カットにある掃除機のような

切った髪を吸い込むような機器が

あるわけではないので、

きれいな状態で帰ることが

できないことが困っていました。

 

理容室においては、

美容室と違って専用の席に乗り移って

カットすることになるわけですが、

私が重いにもかかわらず、

従業員数名で毎回持ち上げてくれていました。

 

一旦持ち上げていただければ、

カット~シャンプーそしてカラー染めまで

問題なくできるようになります。

 

でも持ち上げてくれる理容室であることが

一つの条件となるでしょう。

 

さすがにマンパワーで

やっていただけることには

感謝しておりましたが、

かなり大変そうだった記憶があります。

 

現在私が通っているのは1000円カットです。

 

たまたま通っているお店は、

チェーン店でありながらも

誰が今日の当番なのかがわかることもあって、

自分のお気に入りの人を

ずっと指名できるところがうれしいものです。

 

シャンプーやカラー染めはできないので、

自宅に帰って行うことになりますが、

たまには美容室や理容室に

通ってみたいと思うこともあります。

ハードルは高いものの実現すれば価値がある

そういった点を考えると、

一般的なバリアとなる段差・通路幅とは

違うバリアが

この美容室・理容室には存在するので、

なかなかバリアフリー化が

進まないのかもしれません。

 

もし専用の席への乗り移りが

気軽にできる機器さえあれば

クリアできるように思えます。

 

また車椅子に座ったままでも、

シャンプーなどができるような

機器があれば対応できるような気がします。

 

具体的にどういったものが

ふさわしいのかは難しいところです。

 

でも誰もがやっていない業界だからこそ、

チャンスがあると思います。

 

困っている人が多い中で

解決する機器・体制ができることで、

この時代において

バリアフリー化が価値になり、

集客による売上アップにも

結び付くのではないでしょうか?

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