まだまだバリアフリー化されていない業態はたくさんある

2018.03.07 (水)

バリアフリースタイル代表の白倉です。社会のインフラについてはかなり整ってきたので、車椅子利用者でも首都圏や大都市であれば電車に乗って出かけることは気軽にできるようになってきております。しかし目的地(=店舗)のバリアフリー化には大きな課題があるために、車椅子利用者にとっては情報を事前に調べたところへ行くことが多くなります。

 

そのために限られたところしか行けないようなことが起こっていますが、何気なくお酒を飲んだり、料理を食べたりすることができるスポットがある社会になっていくと利用価値が高まるにちがいありません。そういった意味では、今までの既存概念にとらわれず、発想を変えてバリアフリー化にすることで珍しいケースとして大きなビジネスチャンスにもつながるのではないでしょうか?状況によっては業界初にもなる可能性もあります。

バリアフリーのスナックが盛岡で発見!

昨年に行った盛岡駅近くのスナックがその例でした。居酒屋でもバリアフリー化がまだまだ浸透していない中で、たまたま地元の方と一緒に行ったのがバリアフリー化されたスナックでした。入口には国際シンボルマークである車椅子マークが掲示されていて、店舗の入口には段差がなく、座席は簡単に取り外しできるタイプで、多目的トイレの設置もありました。この3点だけでありながらも、スナックを気軽に利用できる環境になっておりました。

 

ものすごくお金をかけてバリアフリー化をしている状態ではなかったものの、車椅子利用者の私にとってはトイレもあるので長居できることもありとても安心感がありました。私が店内にいた間にも視覚障害者や地元の車椅子バスケットボール選手などが入店されて、盛岡の障害者の間では有名なスポットとなっていることが分かりました。

 

「障害者及びその関係者だけが利用するのでは?」と思ってしまいがちですが、そうではなく一般の健常者の方々も普通に利用しているお店でした。障害者も利用できるような状態にすることで、お客さまの利用できる幅が広がっています。もちろんトイレについては車椅子でも利用できる状態にしているので、お金はかかっていると思いますが、それ以外についてはバリアフリー化にするために大掛かりな改装をしたような感じはしませんでした。

一般の人が何気なく利用しているお店ほどバリアになっていることも

今回のスナックのように誰もがやらなかったことこそがバリアフリー化のパイオニアの存在であり、お客さまの集客にもつながるケースになっています。こういった取り組みが他の業種にも起こっていることを聞きました。私はまだ訪れたことがありませんが、車椅子で利用できるライブハウスが東京にはあるようで、意外と話題のスポットになっているとのこと。

 

まとめると普通の人にとっては何気なく利用しているお店においても、車椅子利用者にとってはバリアとなっていることが多く、その部分に気がつくことでお客さまの数が多く取り込めるようになります。バリアとなっている事情を車椅子利用者に聞いてみることで事業のヒントになり、ビジネスチャンスへと変わっていくのではないでしょうか?ぜひとも発想を変えて、新たな業種を作ってみてはいかがでしょうか?

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