多目的トイレがある居酒屋は少ないからバリアフリーのチャンス

2018.07.09 (月)

あなたのお店の『バリア解消』請負人 バリアフリースタイル代表の白倉栄一です。「車椅子のお客さまは来ることがないから、うちは関係ない」と思っていませんか?でも今は車椅子利用者が増えている時代です。なぜならショッピングモールでも高齢の車椅子利用者を見かけませんか?数年前までサラリーマンとして活躍されていて、もしかしたらあなたのお店を利用されていたお客さまかもしれません。お酒が好きなお客さまがバリアフリーではないから行けないと思っていることがあります。そのようなお客さまの気持ちを叶えてあげるようなお店にしたらどうでしょうか?バリアフリー化にすることで車椅子利用者を獲得できるチャンスになるかもしれません。

実際に行ける居酒屋が少ないのが現状


車椅子利用者の私であっても、居酒屋に行きたいと思うものです。「たまにはみんなと一緒に騒ぎたい!」と思うことはよくありまが、残念ながら車椅子利用の私にとって、行くことのできる居酒屋が限られています。候補となるのが、ビルにテナントとして入っている居酒屋です。ビルそのものに身障者用駐車スペースがあり、フロアには多目的トイレが入っているケースです。

 

あとは駐車場はなくても、入口がスロープになっていて、多目的トイレも設置しているケースです。これはバリアフリーを考えたタイプになっていますので、とても安心できます。例で言いますと、汐留にある銀座ライオン、東京駅八重洲側にある塚田農場はこのタイプです。車椅子でも気軽に利用できるような状態なので使い勝手がいい点です。駐車場も近隣にとめれば、雨でない限り、利用することは可能です。こうしたバリアフリーを考えたタイプが増えていくのを願っています。

最重要課題は「多目的トイレ」があること

理想で言えば、身障者用駐車スペース・多目的トイレ、通路幅確保、段差なしの4つが適合することがベストですが、敷地面積の問題もあるので難しい点はあるでしょう。この中で優先度が高いのは、長居することを考えると「多目的トイレ」になります。もちろんトイレがなくても利用可能かと言えば、利用できるものの長居することが不可能です。利用しているお客さまの安心を提供することができないでしょう。

 

例で2店舗ほど挙げましたが、残念ながら上記のようなタイプは、都内を探しても数えるほどしかないのが実態です。でも都内に住んでいらっしゃる車椅子利用者を考えれば、もっとあってもいいと思うくらいです。バリアフリーの導入へなかなか踏み切れないのかもしれませんが、1・2軒と徐々に増えていけば、利用する人が増えると思っています。そこがビジネスとしてのチャンスではないでしょうか?

 

但し、重要なポイントはどれだけ情報を発信できるかです。単にお店がバリアフリーか否かでは具体的でないので全く目立ちません。なぜなら利用する立場が選択できるだけの情報がないからです。車椅子に乗っている人の身体の状態には個人差が大きくあります。そのためにきちんと写真を掲載するとか、間取りを掲載するとか、できれば長さ・高さなどの計測(例:テーブルの高さ、トイレの広さなど)が明確に分かるようになれば、利用する立場が選択できる情報になります。

車椅子1人につき数名・数十名が群がっている

そしてホームページやチラシなどで発信し続けていくことで、今まで諦めていた車椅子利用者にもチャンスが訪れるでしょう。そして1人の車椅子利用者だけでなく、家族・同僚・友人などが集まるので収益も上がるにちがいありません。そしてバリアフリーの取り組みをしているお店が少ないからこそ、あなたのお店だからまた行きたくなると思います。そんな私も一度目をつけたところには、何度も行くくらいです。それは安全・安心があるからです。

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