車椅子のバリアフリー化はマーケット的にプラス要素になる

2018.10.20 (土)

あなたのお店の『バリア解消』請負人

バリアフリースタイル代表の白倉栄一です。

 

私はちょうど20年前、

交通事故に遭い車椅子生活になりました。

 

その頃は、外出している車椅子利用者は

ものすごく少なかったのを覚えております。

 

今では車椅子を利用する高齢者の増加もあり、

世の中の状況はとても変わってきています。

 

そこで今後は、バリアのある状態のままで続けていき、

車椅子利用のお客さまの集客は

一切考えないで経営していくのか?

 

それとも車椅子利用のお客さまにも

歓迎されるようなお店に変えて経営していくのか?

 

東京2020が迫った今だからこそ、

選択を決断するターニングポイントなのかもしれません。

 

どう対応するのかによって、

お店の集客にも影響する時代になってくるでしょう。

10年前とは違う車椅子利用者の増加

この10年で変わったことと言います。

 

友人の電動車椅子ユーザーAさんから聞いた話です。

 

以前と違って車椅子利用者が増えたこともあり、

電車に乗るのに待つことが多くなったとのこと。

 

その人が利用している駅はJR新宿駅でしたが、

改札口で5人待ちのような状態が多く、

長い時には30分以上もかかる場合もあるとのこと。

 

私も検証のために利用したら、

その時は3人待ちで15分待ちました。

 

しかも新宿駅西口から総武線中野方面に

乗り込むまで30分かかりました。

 

その間、係員さんはずっと対応してくれました。

 

そこで係員さんに

「1日における障害者・高齢者などのお手伝いが

必要な方って何人ぐらいいるんですか?」と聞いたら、

すごい答えが返ってきました。

 

「1日に150人もいるんです」

 

対応する係員を増やしても、時代のニーズから

次から次へとお手伝いが必要な方が

いらっしゃるようです。

まさに時代はバリアフリーを求めているんです。

次の事例は、身障者用駐車スペースです。

 

商業施設などに設置されている身障者用駐車スペースは、

以前は、意外と空いているようなことがほとんどでした。

 

でも最近では、空いていないケースが多くなりました。

 

まさに身障者用駐車スペース争奪戦です。

 

もちろん、身障者用駐車スペース以外でも

乗り降りできるスペースのある駐車場であれば

安心できますが、全くそれらしきスペースがない場合は、

やむを得ず帰らなければならないこともよくあります。

 

それだけに車椅子利用者における課題が、

10年前とは大きく変わってきています。

 

そのために従来の考え方とは違う発想が必要になります。

 

そこで考える必要があるのが、

「車椅子利用者の人数増加=マーケティング要素」

があるということです。

 

これに対応できた企業こそが勝ち組となる世界です。

バリアフリー化は大きなマーケットになる

ある県の旅館組合の事務局長のBさんと

以前お話をさせていただきましたが、

ほとんどの旅館が

バリアフリーを導入してもコストばかりがかかって

全くビジネスにならないと考えていたそうです。

 

そんな人口の2・3%の車椅子利用者に視点を向けても

それ以外の多くの人に来ていただいたほうが

断然に大きなマーケットにつながると

ほとんどの旅館関係者が思っていたようです。

 

ところが最近ある旅館にて実証できたことがあって、

人口の2・3%の車椅子利用者は1人では来ることがなく

友人・同僚・家族などが一緒に来ることによって、

当初の数倍~15倍近くの売上アップにつながる

いう状況があったそうです。

 

そこに驚いた旅館関係者たちは、

バリアフリー化こそが大きなマーケットになる

切り換えたとのことです。

 

どの業界においても集客においては

大きな課題であることは間違いないと思っております。

 

その中で高齢者をはじめ車椅子利用者のマーケットが

拡大している状況においては、

もっと使いやすく、利用しやすく、楽しめるという要素が

他の店舗との差別化になることは間違いありません。

 

今こそ早く見直しができて、

バリアフリー化を実現できる企業こそが

「選ばれる」時代になっていくのでしょう。

▼シェアをお願い致します!▼

現在の記事: 車椅子のバリアフリー化はマーケット的にプラス要素になる

お問い合わせ・ご相談はこちら

お電話でのお問い合わせ

090-6319-5156

フォームからのお問い合わせ

お問い合わせフォーム »


コラムテーマ一覧

過去のコラム

主なコラム


⇑ PAGE TOP