多目的トイレのバリア解消にはせっけんの設置が欠かせない

2018.07.17 (火)

あなたのお店の『バリア解消』請負人 バリアフリースタイル代表の白倉栄一です。お店の多目的トイレにせっけんがないことをよく見かけます。でも車椅子利用者にとっては、一般の人よりせっけんが必要不可欠であることをご存知でしょうか? お店におけるせっけんの盗難などがあとを絶たないので設置しないケースが多いかもしれませんが、利用していただくお客さまに喜ばれるためには、せっけんの設置をするほうがいいと思っております。なぜなのかをご説明します。

多目的トイレのいたずらはよく見かける

トイレのいたずらにおいては、私が総合スーパーの課長時代には、手洗い場の液体せっけんを満タンにしてもいつの間にか抜かれていたり、予備のトイレットペーパーが盗まれていたり、何度もいたずらされることでかなり困っていました。委託していた清掃業者からもせっけんを補充しては、すぐに抜かれてしまうことに対して報告をたびたび受けていました。

 

さらに悪質なケースもあって、トイレットペーパーを洋式便器の中に大量投入されて、毎週トイレが流れなくなった事件もありました。何とか犯人を突き止めようとして、私と店内警備員が犯人を捕まえたことがありました。それでも犯人はしらを切り、下痢のために大量のトイレットペーパーを使ったと弁明していましたが、トイレットペーパーが毎週にかけて数本単位で詰まらせていたので、明らかなウソだと分かるものでした。

 

このようなトラブルが続くと、なるべく余分な消耗品をトイレに置かないように考えてしまいがちですが、せっけんを置かないとなると利用者にとっては困ってしまうかもしれません。そのせいかわかりませんが、最近の多目的トイレにはせっけんが設置されていないことをよく見かけます。

衛生面において気にされている人が多い

車椅子を利用している障害者は、身体の麻痺があって車椅子を利用していることが多いので、排尿・排便については一般の人のようにはいきません。例えば、排尿であったらカテーテルを使って尿を出すことから、手や体に菌がつかないように注意しております。そういったことを考えるならば、せっけんがあることで衛生面にて菌を予防することができ、車椅子利用者にとっては安心感が生まれ、とても親切なお店だと思われるでしょう。

 

そして衛生面にかなり注意しているお店では、液体せっけんと除菌スプレーなどがあったり、便座クリーナーなども設置されています。こういうお店ですと、利用者側にとって本当にうれしいものです。しかも多目的トイレは、いろいろな方々が利用することもあって、汚れやすくなりがちです。そういった側面からもせっけんや便座クリーナーなどがあれば、利用する前に必要となるでしょう。

 

そういった状況などは、車椅子利用者がなかなか口にしないものなので、お店にとっては気がつきにくいものなのかもしれません。でもお客さまへいろいろと訊いてみたりすると、今まで知ることのなかった情報が増えていくでしょう。ぜひともお客さまとのコミュニケーションを通して、どんどん車椅子利用者のポイントを知っていただけたらと思っております。ちょっとしたことでもお客さまの立場で考えることが、お客さま満足につながるのではないかと思います。

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