バリアフリーをネガティブではない捉え方に変わる理由

2019.01.07 (月)

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あなたのお店の『バリア解消』請負人

バリアフリースタイル代表の白倉栄一です。

 

ある行政区の担当者と話をしたときに、

店舗経営者の皆さんの中には

「車椅子やバリアフリーをネガティブに

とらえてしまう方々が結構いるんです」

と聞いたことがあります。

 

さらにその方々は、

いくら補助金が出たとしても

 

「バリアフリーにすると

病院っぽくなってしまう」とか

 

「うちには客層から車椅子で来る

お客さまがいないから必要ない」

 

という言葉になってしまいます。

 

でも果たしてそうでしょうか?

 

もしかしたら

バリアフリーにおける価値を

ご存知ではないのではありませんか?

 

もしそのまま知らないでいると

時代に取り残されてしまうかもしれません。

 

なぜなら急激に車椅子を利用している人が

かなり増えていっているからです。

この10年で車椅子利用者をよく見かけるようになった

明らかにこの10年で車椅子利用者が

外出している姿を多く見るようになりました。

 

でもそこで疑問を感じることでしょう。

 

「なぜうちのお店には

車椅子利用者が来ないのか?」

 

それはバリアフリーではないところには

車椅子利用者が行かないからです。

 

なぜなら設備のバリアがあって、

車椅子では利用できないだけでなく、

従業員がいざという時でも

対応してくれそうにないと思ったら、

障害者でなくても絶対に行かないですよね。

 

実際にお店を利用しても

歓迎してくれないお店には

安心できないので行かないのです。

 

だから車椅子利用者は

バリアフリーだと分かるスポットに

集中して訪れているのです。

 

例えば、ショッピングモールなどの商業施設です。

 

いちいちバリアフリーの情報を調べなくても

安心して利用できるから、

多くの車椅子利用者が集まっています。

 

そのことが大きな違いでもあるのです。

車椅子利用者にバリアフリーに対する情報が伝わること

でもショッピングモールだけに集中していても

本当にショッピングモールだけ行きたいか?

といえば答えはNOです。

 

そこでどうやって

ショッピングモールではなく

あなたのお店に

車椅子利用者が行きたくなるのか?

 

それは、

「車椅子利用者に対して歓迎しています」

ときちんと伝わることです。

 

ではどうやったら

伝えることができるのか?

 

最近ではホームぺージをはじめとして、

いろいろな媒体があります。

 

いかにお店が

バリアフリー化に取り組んでいるかを

アピールすることではないでしょうか?

 

なぜなら車椅子利用者は

ショッピングモール以外でも

バリアフリーの情報を探しています。

 

車椅子利用者の友人に聞くと、

まずお店を選択するポイントは、

料理の美味しさではないんです。

 

車椅子でも気軽に入店できるかどうかです。

 

だからこそ入店できることを

徹底的に知ってもらう活動をすることです。

 

そうなればショッピングモールより

美味しい料理を提供できる

あなたのお店であれば、

他のお店よりきっと利用したいと

思われることでしょう。

 

現在の日本は、

「路面店=バリアフリーに取組んでいない」

と車椅子利用者からは思われています。

 

だからこそあなたのお店が

パイオニアになるチャンスでもあるのです。

 

そして最終的に

お客さまの数を増やす手段にもつながり、

人に優しいお店として

評価されることにもつながっていくでしょう。

 

そうなればうれしいですよね。

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