仕事のスキルを上げていくには自分事として捉えること

2017.07.15 (土)

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車椅子ライフデザイナーのまおうです。社内で後方スタッフをしていると、「○○主任が毎回書類の提出が遅い」「○○主任が期限を過ぎているのに全く動かないので困る」というような悩みがあるはずです。ついつい○○主任がいなくなればいいのに・・・と感情的に怒りに変わってしまいます。

仕事に対する能力が問われる行動とは?

こういった事例は、実際に人事・総務のような仕事をしているとよくあることです。でもその時にどう対応するか?が大きなポイントです。仕事に対する能力の有無が分かってしまいます。
 
一番ダメなのは「○○してくれない」と思うだけの人です。残念ながらそう思っている以上は、仕事に対する能力が上がりません。私も昔はそうでした。私は一生懸命やっているのになぜあいつは期限を守らないのか?と頭に来てしまうんです。
 
ところが上司から「期限通りに出してもらえないのは、おまえの責任だ」と言われたんです。私はグッとこらえながらも「この上司は全く分かっていない。被害者である私の行動が悪いとはどういうことだ!」とめちゃくちゃムカついていました。

すべては自分事として捉えることが大事

ある日、一旦立ち止まって考えてみました。「どうすれば早く提出してもらえるか?」。発信するのは自分なので、全ては自分次第でいろいろと変化球を投げてみればいいのではないかと思うようになりました。まさに発想の転換です。
 
具体的には、期限よりも早い段階を仮の期限として定めるやり方、期限に向けて何度もカウントダウン的に発信していくやり方などいろいろアイディアを出してみればいいのです。
 
でも一番のやり方は、遅くなると思われる人物に何度も接触することです。仲良くなるのも一つの手です。相手が自分のことを大事な人だと思ってもらえるようになれば、意外と「あなたのためならすぐにやってあげるよ」と言ってくれる場合もあります。
 
不思議なことに今までは「○○してくれない人」というイメージだったのが、とても仲良しになってしまうこともあるんです。人はアメとムチを使い分けたり、相手の行動を観察しながら進めていくことなどがスキルアップにつながるはずです。

「人を動かす」スキルが仕事の上では一番の能力

結局のところ、「人を動かす」というスキルが仕事をしていく上での一番の能力ではないかと思っています。自分がやらねば・・・と思っている人ほど、チームワークを乱してしまうものです。
 
重要なポイントは、チームビルディングを通して、チーム全員で同じベクトルに向かっていくことが成果をもたらすと思っています。そして自分が動かなくても、自分の指示で部下との阿吽の呼吸によって成果をもたらすことが最大の力につながります。一度考え方を変えてみるのはいかがでしょうか?

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