交通事故による死者数と比例して脊髄損傷者も減少している

2018.01.23 (火)

車椅子ライフデザイナーのまおうです。先日、内閣府より交通事故による2017年の死者数の発表がありました。交通事故の死亡者数がこの20年で大幅に減っていることに比例して、私のような交通事故による脊髄損傷者(後遺障害)も減っているのではないかと思って調べたところ、やはり脊髄損傷者も同様に減少傾向にありました。自動車の進化に伴う結果ではないでしょうか?

年々交通事故による死亡者数は減少傾向にある

20年間の年間交通事故死亡者の推移によると、1998年は9214人に対して、2017年は3694人となっております。おおよそ3分の1に近い数に減少しております。警察庁のレポートによると、シートベルト着用率の向上や事故直前の車両速度の低下などが挙げらえている中で、目立つのは自動車技術の進歩ではないかと思います。エアーバック・車体の進化などの影響が大きいように思います。

 

交通事故数については、決して減ってはいないものの、死亡事故が少なくなっているのと同時に負傷事故においても少なくなっているのではないかと気になっていました。吉備高原医療リハビリテーションセンターのHPに全国脊髄損傷データベースが掲載されておりました。→ 詳しくはこちら
全国にある労災病院と関連施設による受傷時・受傷後の状況・症状などをまとめたデータを拝見すると、受傷者数は1996年が121名・ピークだった2000年が303名・2014年が142名・そして2015年が58名と減少傾向にあります。さらに交通事故の受傷者は1996年が93名、ピークだった2003年が127名・2014年が46名・2015年はわずか13件となっております。

死亡者数だけでなく脊髄損傷者も減ってきている


もちろん交通事故以外のスポーツによる脊髄損傷者も減少傾向にありますが、交通事故による減少の幅がより大きくなっております。私が受傷した1996年は国立身体障害者リハビリテーションセンターには多くの脊髄損傷者がいました。交通事故による人が一番多かったと記憶しております。しかしこうやって減少方向になっているのはいい傾向にあると思います。

 

その一方で、現在マスコミで話題になっている悪質な危険運転という課題があります。私も高速道路をよく利用しますが、制限速度を大幅に超えてサーキット場のような乗り方をしている人やクルマの後ろにぴったりとくっついて「早くドケ!」と威嚇するような走りをしている人がいます。こういった人たちが少なくなっていくことが望まれます。

 

今後は自動運転などの発展により、ますます進化していくでしょう。そうなれば比例して、脊髄損傷者の数も減少していくものと思われます。もちろん車椅子利用者全体は、超高齢化社会によって利用者は増えていくでしょうが、少しでも生活しやすい社会になることを願っております。

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