車椅子で水族館 鴨川シーワールド(千葉県鴨川市)

2017.02.04 (土)

(旧ブログ2016.7月掲載内容)

千葉県鴨川市にある鴨川シーワルドに立ち寄ってみました。

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鴨川シーワルドには以前にも立ち寄ったことがあり、ブログに掲載したことがあります。

ただ一部のショーだけを見て、それ以外のショーなどは見ることなく帰りました。

そのため、今回は一通り見て行きたいと思い、立ち寄りました。

まず冒頭に話しておきますが、車椅子利用者が1人で全部を回るのは難しいと思います。

ただ園内には係員の方々がおられますので、アシストをお願いすると快くフォローしてくださいました。

フォローがあれば問題ないと思います。

というのは、急勾配の坂が所々にあるんです。

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一般の車椅子利用者でもちょっと難しいと思います。

たまに私なら行けますよ!という声もありますが、あくまで一般的な車椅子利用者が上ることを前提としております。

そのため、筋肉ムキムキの方や腹筋背筋の効く状態のいい方は除きます。

それではまず駐車場へ。

国道沿いに鴨川シーワールドはあります。

鴨川市内を走っていればすぐ分かります。

駐車場はかなり広大ですし、身障者用駐車スペースも数台分設置されております。

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駐車場からシーワルド入口に行くまでの坂がちょっと勾配有です。

 歩行者用の方が勾配がきついので、車の通る道路側を通れば若干勾配は緩いですね。

ただ車が通ってくるので、走行は十分気を付けなければなりません。

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画像の右側になります。(車の写真付近)

坂を上るとシーワルド入口です。

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ここは段差や傾斜はありません。

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園内に入ると緩やかな坂になっております。

海岸沿いにある施設ですが、若干傾斜があります。

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シーワルドから見る海の景色はものすごくきれいです。

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目の前が太平洋ですから素敵です。

今まで水族館好きでいろいろな水族館に行きました。

ショーなら鴨川シーワールドが全国で1・2番位の迫力ですね。

ショーにかなり力を注いでいるのは行けばよくわかります。

前回はイルカのショーだけを見ましたが、シャチのショー・アシカのショーは見ませんでした。

シャチのショー方面は急傾斜のこの画像の右にある道を進んでいかなければならないんです。

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今回は親切な係員の方が車椅子を押してくれました。

そのためシャチのショーから先に行けたんです。

ちなみにシャチのショーのかなり手前にあるイルカのショーも急傾斜です。

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残念ながら車椅子の自走はほとんど難しいと思います。

パラリンピックに出場する筋肉ムキムキの人ならクリアするかもしれませんが、一般の車椅子ユーザーではたぶん無理です。

できるだけまわりにいる係員の方を見つけてくださいね。

それではシャチのショーのあるゾーンへ。

係員の方にお願いして急な斜面を上りました。

ここにはエレベーターがあるんですよ。

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バリアの先にバリアフリーとなっているスポットなんです。

できればこのバリアにエレベーターを付けることが出来なければ、距離を長くしてでも緩やかな斜面にしてほしいですね。

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ただ費用がかかるから難しいのかもしれませんね。

係員の方が押してくれれば問題が解決しますから。

数年前に行ったときは係員の方がいなかったので、その点は工夫されたんだと思います。

エレベーターをおりるとシャチのオブジェが飾られていました。

とにかくデカいんですよ。

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それでは、シャチのショーがある会場へ向かいます。

ただここにも急なスロープがありました。

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ここは係員の方がいないので、ちょっと厳しいですね。

観戦場所までは急な下りで、ショーが終わったら急な上りになります。

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シャチのショーを見るのは一番後ろになりますが、角度的にすごく良く見えますね。

車椅子用観覧スペースが設置されてあります。

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伊豆にある水族館では車椅子用観覧スペースは一番前の水槽の手前であり、イルカがジャンプをしているところは見えないし、ジャンプをすると水が飛び出てきてびしょ濡れになるという最悪なスポットがありました。立地的に厳しいのかもしれませんが、ちょっといじめに近い気分をうけました。

この鴨川シーワルドはそういったところではなく、ショーは楽しく見れるスポットです。

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内容もかなり面白いですね。

またアシカのパフォーマンスショーの観覧スペースは一番前もありますし、後ろにもあります。

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私は後ろから見ました。

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ちなみに一番前にある車椅子マークです。

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でもおすすめは後ろだと思います。

よっぽど目が悪い人でなければ、同じ高さから見るより上から見た方が、全体がよくわかるような気がします。

エレベーターもあるので大丈夫です。

鴨川シーワルドはショーだけでなく、水槽の魚も数多くいます。

まずクラゲですね。

Kurage Lifeと書かれた水槽があります。

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たくさんの種類のクラゲがいるのでかなり癒しになりますね。

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その他にも鴨川沖などに生息する魚が水槽の中で泳いでいます。

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どちらかというと派手な魚というより、地元のちょっと派手さはない魚が泳いでいます。

そのため独特の自然観を演出しております。

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ここはすべて屋内になっておりますが、途中傾斜があったりするので十分走行には注意してください。

外ほど急傾斜ではないですが、傾斜がある状態です。

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全体的に見て、スロープはあるけれど角度がちょっと急すぎるというのが多いのが難点ですね。

鴨川シーワールドは水族館で魚たちを見る楽しみだけでなく、海岸沿いなので海を楽しむことができるスポットです。

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目の前が太平洋が広がっています。

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こんなにも海がきれいなんです。

私が訪れた日は残念ながら天気があまりよくなかったので、もし快晴だったらもっときれいな海が見れたはずです。

そして南国の木がたくさん設置されていますので、南国ムードもバッチリあります。

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最高のデートスポットです。

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しかも実際に房総半島は関東地方の中でもかなり温暖な場所で、2~3℃は高くなっていると思います。

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逆に夏の暑い時ならば水族館の水の涼しさも満喫できるのでとてもいいですよね。

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鴨川シーワールドには館内及び入口前に多目的トイレ(身障者用トイレ)が設置されております。

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残念なのは、館内に傾斜が多いことくらいですが、全体的には一部のところが急傾斜だけですので、係員の方を見つけてお願いすればクリアできると思います。

海岸沿いの道などはわずかながらの傾斜です。

道はきちんと舗装されているので車椅子走行でも問題ありません。

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今回は以前来た時よりいろいろ楽しむことが出来ました。

お土産コーナーも充実しております。

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そしてこのお土産コーナーではあのナボナも販売しておりました。

ナボナといえば世界の王貞治さんがCMしていた亀屋万年堂のナボナです。

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しかも鴨川シーワールドオリジナルです。

さらにこの鴨川地域で有名なお菓子「鯛せんべい」もありました。

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これは美味しいですよ。

この鴨川シーワールドまでは2時間くらいです。

ゆっくり癒しのために行くならおすすめのスポットです。

★鴨川シーワールド

千葉県鴨川市東町1464-18

電話 04-7093-4803

ホームページ http://www.kamogawa-seaworld.jp/index.html

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