真のバリアフリーとは?
お客さまに選ばれるバリアフリーの実現には、3つの要素がバランスよく揃っていることが欠かせません。
この3つがしっかり機能してはじめて、お客さまに安心してご来店いただける「伝わるバリアフリー」が完成します。
1つ目:「設備の充実と確実な運用」
スロープや多目的トイレといった物理的な設備は、車椅子を利用されるお客様にとって最も基本的な安心材料です。
さらに、こうした設備が日々きちんと使える状態に維持されていることも重要です。
設備が整い、運用がしっかりしていれば、「またこのお店に行きたい」と思っていただけるきっかけになります。
2つ目:「安心感を生む接客・対応力(お客さま満足)」
設備が完璧でも、スタッフの理解や接遇力が不足していては、本当の意味でのバリアフリーとは言えません。
お客さまの立場を理解し、心ある応対ができることが、再来店へとつながる大きなカギです。
バリアフリー対応には、ちょっとした“気づき”と“ノウハウ”が必要です。
それを学ぶことで、自信をもって対応できるようになります。
3つ目:「従業員満足とチームづくり」
どんな取り組みも、現場で働くスタッフの納得と協力がなければ続きません。
新しい取り組みに対して「面倒そう」「覚えるのが大変」という声が出るのは自然なこと。
だからこそ、リーダーがチームを巻き込んで前向きな雰囲気をつくることが成功のカギとなります。
バリアフリーは、全員が協力してこそ、初めて“お店の魅力”になります。
バリアフリー対応を「見える化」しましょう
多くの車椅子利用者は、日々バリアフリーなお店を探しています。
ところが、バリアフリーに対応していても、それが伝わっていないお店がほとんどです。
「このお店がバリアフリーだったなんて知らなかった!」
「この地域にもバリアフリーのお店があったんだ!」
そんな声が聞こえるのは、情報発信がされていないからかもしれません。
バリアフリー対応は“お客様の信頼”につながる
もしあなたのお店が「バリアフリー対応済み」であることを知れば、
お客様はきっとこう思うはずです。
「えっ、このお店が? 行ってみたい!」
「この地域にもバリアフリーのお店があったの!」
情報が届けば、行動が変わります。
そして、「また来たい」につながる信頼が生まれます。
バリアフリーに興味を持った方へ
私たちは、お店にとってもお客様にとっても“心地よいバリアフリー”を目指しています。
お店の魅力をもっと多くの人に届けるために、ぜひこの機会に一歩踏み出してみませんか?