『真のバリアフリー』が集客や社会貢献にもつながる近未来のビジネスツール

あなたのお店の『バリア解消』請負人 バリアフリースタイル代表の白倉栄一です。「昔に比べると世の中がバリアフリー化になってきているから、とても便利な社会になっているんじゃない?」と多くの方々から言われることがあります。確かに世の中のバリアフリー化は、10年前と比べてかなり便利になったことは間違いありません。私が車椅子生活になった20年前とは、かなり変わっています。以前は駅にもエレベーターが設置されていなかったので、車椅子利用者が電車に乗るときは、駅員さん方が車椅子利用者をサポートして、階段を持ち上げてホームにいかなければなりませんでした。そういった状況を考えれば、かなりバリアフリーな世の中になったと思えることでしょう。

バリアフリー化は限られたところだけの課題がある

でも車椅子生活がしやすくなったかと言えば、まだまだ大きな課題があります。それはなぜでしょうか?それは、バリアフリー法の対象となっているスポットだけが、バリアフリー化になっていることです。公共交通機関や大型ショッピングモールなどは、この10~20年で大幅に変わりました。これは法律で定められている義務の中で造られたものがほとんどです。そのほとんどが社会的に不可欠となる大衆のスポットばかりです。

 

逆にバリアフリー法で義務化になっていないところは、まだほとんどが手つかずになっています。そのため街中のあらゆるスポットは、段差や階段があったり、車椅子で入れるトイレが設置されていません。都内のほとんどの路面店においても、50軒・100軒に1軒も車椅子で入れるトイレはないでしょう。だから車椅子生活の便利さがまだまだ充実していないと感じます。

 

私もそうですが今までは健常者で、ある日突然病気やけがによって、車椅子利用者になった人は、「昔はあのお店に行くことができたのに、今ではもう行けないから、あの美味しい料理を諦めなければならない」と思うことが多くなります。選択肢がどんどん少なくなっていく生活を送ることになります。つまり今までは何気なくお店を選ぶことができたことが、自分が車椅子生活になったことで、少ない選択肢の中から選ばなければならざるを得ません。やはり感じるのが、歳をとったり、障害者になったからといって選択肢が少なくなるのは、あまりにも淋しすぎると思いました。

需要と供給のバランスが合わない

そこでこういった状況を何とか変えれば、そういった人たちの笑顔を取り戻すことができるのではないかと思って、自分のスキルを活かして、22年間勤めたイオンリテール㈱を退職し、起業することを決意しました。そして時代は昔と違って大きく変わってきています。 日本は超高齢化社会に向かっています。だからこそ車椅子利用者が増えていく時代にきていますし、この10年で外出している車椅子利用者はものすごく多く見かけるようになりました。

 

その理由は、先ほどのバリアフリー法による公共交通機関の影響が大きく関わっているでしょう。そうなると今までとは違って、需要(車椅子利用者)はものすごく高まっている中で、供給(車椅子で入れるお店)が圧倒的に少ないのです。逆な発想をすれば、バリアフリー化に取り組んでいるお店ができれば、珍しいお店になるでしょうし、車椅子利用者には大変喜ばれるお店になることは間違いないでしょう。

 

ただ残念なことに、そういった状況に気がつかれていらっしゃる人は、あまり見かけません。むしろバリアフリー化にすることが、ネガティブなことだと捉えている方々がほとんどです。「お金がかかる」「ノウハウがない」「面倒くさい」など。よく聞くのが「うちのお店には車椅子利用者が来ないから関係ない」「バリアフリー化にすると病院っぽくなるので嫌だ」という声まで上がってきます。

 

でも本当にそうなのかと言いますと、明らかにイメージによるものであり、車椅子利用者が来ないのではなく、バリアフリーではないから行かないということに気づかれていないのかもしれません。そのために世の中においてあまり関心がない理由は、「バリアフリーに価値がある」と感じていないからではないでしょうか?でも実は設置コストは多少かかっても、誰もやっていないからこそ、価値が十分に発揮できることでもあります。

 

なぜなら日本は明らかに超高齢化社会になりつつあり、高齢者だけでも約3500万人いる状況になっています。もちろん大半の人は65歳を過ぎても元気に過ごしていますが、その一方で世の中には車椅子で生活している方が増えているように、バリアフリーでなければ行くことのできない人たちが徐々に増え続けています。しかも健康寿命を考えれば、寿命の10年手前だと言われていますので、健康寿命は女性で77歳、男性で71歳となっています。団塊の世代もあと数年後には、健康寿命を突破する時代になっているのです。そうなれば一気に加速して、車椅子利用者が増えることは大いに予測されますし、ついこの前まで元気だった人が、そうではなくなる日が今にもやってきます。

行きたくても行けないことがバリアである

現在の日本においては、「車椅子利用者はたくさんいるにも関わらず、行くところが少なくて限られたところにしか行けない」という状況です。まさにマーケットの対象人数(需要)が増えているのにも関わらず、マーケットそのもの(供給)がないんです。仕方がなく、バリアフリー化の進んでいるショッピングモールへお買い物や食事に行くことになります。でもたまには一般の路面店にあるお買い物やお食事をしたいものです。それが車椅子利用者のホンネなのです。

 

ただ残念ながら行けるところは、皆無なんです。なぜならそこには「バリア」があるからです。車椅子という乗り物は、タイヤもついてスムーズに進む一方で、いくつかのバリアには弱い乗り物なのです。例えば、「段差」があったら、「通路の幅」が狭かったら、「車椅子で入れるトイレ」がなかったら、「車椅子から乗り降りできる駐車場」なかったら、いずれもバリアになってしまい、行きたいと思っていた目的地にたどり着くことができません。

 

もちろん人のサポートがあれば何とかなることもありますが、日本においては、諸外国に比べて、困っている人をサポートする対応がものすごく遅れています。だから結局、行けないから諦めにつながってしまいます。そのため課題は「こころのバリアフリー」でもあるのです。

 

せっかく目的地に行きたいと思っている人に、お越しいただく方法はないのか?と言えば、その方法はあるんです。それが「バリアを解消すること」です。車椅子という乗り物に相応しくないバリアをなくしていくことで、「車椅子利用者はたくさんいる。そしてバリアフリーの場所を選ぶ」に変わるわけです。

 

車椅子でも行けるお店やスポットであれば、諦めている人があなたのお店だから行くことができるのです。しかも今までは限られた場所でしか食事を食べれなかったのが、あの懐かしいお店でまた昔の思い出に浸りながら、あなたのお店のおいしい料理を喜んでたべてくれるわけです。どうです、うれしくないですか?車椅子利用者だけでなく、お店の経営者さまもうれしくなるはずなんです。そこをぜひ感じていただきたいのです。

 

そうなれば、間違いなくお客さまが戻ってくるので、従来よりもお客さまが増えることにつながります。しかもお店を経営しているとお客さまが増えてほしいと願っている方々は多いでしょう。私もサラリーマン時代には、イオンで人事総務課長をしていて、営業面・経費面などの店舗責任者をやっていました。いかにお客さまを増やすかということは、大変に難しいことだと思っています。その上、お客さまが減って、売上も減れば、経費を大幅に削減しなければならなくなります。だからこそ、お客さまを増やして売上をアップさせることは、どんなお店であっても大きな課題となっているでしょう。それだけお客さまを増やすことは大変なことです。

 

でも今まで利用して下さっていたお客さまに再度お越しいただく方法はあるのです。それが「バリアフリー化」です。あなたのお店に来たいと思って下さっているお客さまはいるんです。でもバリアがあるから行けない車椅子利用者などたくさんいらっしゃるのです。しかし企業側は、なぜかまたあのお店に行ってみたいとと思って下さっているお客さまの存在を、全く気がついていないだけなのです。せっかく来たいと思って下さっている人を拒否するのは、客数アップに対して自らバリアを張っている行為なのです。

 

そこでバリアフリー化にする影響は大きいものです。なぜなら誰もが路面店などのバリアフリー化には着手していないから、地域で1番のバリアフリー化のスポットになれるのです。そして地域の人々に喜ばれて、かつお客さまの数も増えるのですから、素晴らしいことばかりです。せっかく客数増加のチャンスがあって、しかもものすごく喜んでもらえるのに、あえてその選択肢を選ばないのはもったいないことだと思います。

バリアフリーへのきっかけをつかむことから始める

そこで大きな課題となるのは、「バリアフリー化にするには一体どうしたらいいのか」という点が悩むところではないでしょうか?なぜならバリアフリー化って言われても、今後に必要であったり、大事であったりはよく耳にするものの、何から手をつけたら分からないのではありませんか?一般的には、障害者、高齢者、ベビーカー利用者などに優しい設備を備えることがバリアフリーだと言われています。

 

お店の「バリア解消」を考えるならば、設備の充実だけではなく、もっと大事なポイントがあります。それは3つのポイントがあります。『設備の充実と運用の満足』『お客さま満足』『従業員満足(働きやすい職場環境)』が重なって、初めて「真のバリアフリー」になります。

 

この真のバリアフリーを導入することによって、単なる使いやすい設備のあるお店というだけでなく、困った時に従業員がサポートできる、人に優しいお店になります。そのノウハウを手に入れて、実践していくことで、車椅子利用のお客さまなどにも喜ばれるようなお店になるというのが狙いです。

 

もし実践したいと思っていらっしゃるのであれば、一度ホームページをご覧ください。そのきっかけになるポイントを掲載しております。まずはきっかけとして、バリアフリー化につながるノウハウ(バリアフリートイレ・バリアフリー77リスト)がありますので、ぜひダウンロードしてみてください。今なら無料です。もしご不明な点があればいつでもご相談ください。バリアフリー化は、集客による売上増加だけでなく、きっと人に優しい社会貢献できるようなお店になることでしょう。ぜひバリアフリーをビジネスツールとして考えてみてはいかがでしょうか?

 

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この度、新ホームぺージを作りました。

無料ダウンロードをご用意しました。

もしよろしければご参考にして下さい。

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バリアフリートイレ設置ノウハウ

 

真のバリアフリー77リスト

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