全国車椅子バリアフリー旅行調査2016 (西日本編5日目) 大分→別府→宮崎日向

2017.02.18 (土)

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【2016年12月2日(金) 大分市→別府市→宮崎県日向市】

★立ち寄ったスポット

①地獄巡り(国指定名勝4ヶ所)

②おぐら(チキン南蛮)

昨日は大分の東横インに宿泊しましたので、今日は大分からスタートです。昨日に行った別府にはバリアフリーのスポットがたくさんありそうだったこともあり、目的地とは反対方向へ進むことにしました。

といっても大分市と別府市はお隣同士。時間においても車で15分程度。どこに行ったかというと、別府地獄めぐりをしました。別府温泉に存在する様々な奇観を呈する自然湧出の源泉「地獄」を巡るのが地獄めぐりです。

その中でも海地獄・血の池地獄・白池地獄・龍巻地獄が国の名勝に指定されています。はじめに行ってみたのが、海地獄。ここは数ある地獄の中で一番有名なスポットです。地獄という名前が怖い感じもしましたが、別に閻魔大王が出てくるわけではありませんよ。

【海地獄】

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残念ながら身障者用駐車スペースはありませんでしたが、駐車場が広いこともあり、車椅子へ乗り移りできるスペースは数多くありました。ここで地獄めぐりの周遊パスを購入するかが迷いどころです。

でも全部のスポットがバリアフリーじゃないと思ったので、周遊パスではなく海地獄だけの入場券を購入しました。最終的には4ヶ所行きましたから、周遊パスを購入していたほうがお得でした。

中に入るとお土産物屋が連なっています。私は購入しませんでしたが、海地獄のプリンは最高に美味しいらしいです。お土産物屋を抜けると、海地獄が出てきました。水色の池から湯気がものすごい勢いで出てきているんです。これが海地獄の凄さです。

初めてこのようなものを見た私は、感激しましたよ。写真もカシャカシャ写しまくりました。動画も撮影したので、後ほどUPします。

海地獄には身障者用トイレは設置されていましたよ。海地獄だけなら車椅子でOKです。ただ足湯コーナーやすぐ近くにある鬼石地獄(名勝になっていない)については、車椅子で行くにはちょっと辛いかもしれません。理由はスロープの勾配がきつかったです。

【血の池地獄】

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 次に向かったのが地獄NO2の血の池地獄。血の池地獄と龍巻地獄だけ、他の各地獄と比べて離れております。車で5分程度かかりますので、もし順番を考えるならば、海地獄付近のいくつかの地獄を回ってから、血の池・龍巻地獄に進んだほうが、効率いいかもしれません。

この血の池地獄には、身障者用駐車スペースが1台ありました。ここもお土産物屋を抜けていくと、今度は赤色の池に湯気が立ち込めています。ここの色もびっくりしますよ。そして奥には血の池地獄名物の塗り薬が販売しています。

この塗り薬を販売しているお姉さんといろいろ会話をしましたが、皮膚にものすごく効くらしいです。私も旅の道中で一度使いましたが、とても効果がありました。オロナインH軟膏のようなものですね。

血の池地獄にも身障者用トイレがありますので安心してください。そして血の池地獄のすぐ脇にはレストランが併設されております。ここで大分名物のから揚げを食べました。普段、小食の私にとっては、かなりボリュームがありました。

【龍巻地獄】

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血の池地獄のお隣さんです。でも車は移動したほうが便利です。身障者用駐車スペースがあります。お土産屋を抜けるとすぐ目の前に地獄があります。海地獄や血の池地獄のような広さはないですが、30分位の間隔で、お湯が勢いで噴水のような形で見られるスポットです。間欠泉になっています。観光客はその時間が来るまでじっと待ち続けています。

身障者用トイレは外を出たところに設置されております。

【白池地獄】

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当初は行く予定はありませんでした。でも偶然走っていたら目の前に白池地獄が現れたので、ついでで寄ってみました。ここも湯気がたちのぼっているような地獄です。インパクトに欠ける地獄かもしれません。

私は立ち寄りませんでしたが、ここにはピラニアが展示されているようです。勾配のあるスロープを通らなければいけないので私は断念しました。若い車椅子ユーザーの方は、気合を入れて勾配を上っていました。けっこう辛そうでしたよ。おすすめはしません。

身障者用トイレと身障者用駐車スペースは、確認できませんでした。

4つの地獄を見終えたところで、かなり疲れました。他にもいくつか地獄がありましたが、もう限界でした。あとは楽しかった地獄めぐりも、はじめに有名な地獄を見てきているので、残りの地獄のインパクトが薄れてきているのも感じていました。

脊髄損傷トレーニングジムでお世話になったトレーナーの堀江さんが、宮崎の日向で暮らしているので、別府から約2時間近くかけて、宮崎県へ向かいました。

【おぐらのチキン南蛮】

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堀江さんとお会いして、夕飯を食べることになりました。堀江さんが言うには、今では有名なチキン南蛮はこの「おぐら」が発祥だと聞きました。現在ではチェーン展開されているとのことでした。食べてみると最高でしたね。こんなに美味しいものが宮崎には存在するんだとびビックリしました。デザートも最高です!

今回の旅行でもかなりの上位に入る料理でした。値段もそこまで高くないのでリーズナブルです。関東にぜひとも進出してほしいと思ったくらいです。身障者用駐車スペースはありました。トイレは残念ながらありません。入口もスロープになっております。

【ホテルAZ南日向】

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宮崎でバリアフリールームをとるのが難しいと思っていたら、九州を中心にあるホテルチェーン「ホテルAZ」を堀江さんから教えてもらいました。バリアフリールームが必ず1室設置されております。

このホテルは身障者用駐車スペースからフロント、バリアフリールームまでの距離は数あるホテルチェーンより短いことです。これは本当に便利でした。私が持ってきていたスマートドライブ(電動アシスト機能)の充電もこのホテルで行いました。

部屋も広く作られており、とても使いやすいホテルです。残念なのはシャワーチェアーやバスボードなどの用具がないため、風呂は難しいと思います。これはフロントにも確認しましたが持っていないとのことでした。ぜひとも今後設置をしていただければありがたいです。

朝食はバイキング方式になっており、これも距離がものすごく近いんです。しかもおふくろの味のような感じで美味しいんです。ここまで便利・美味しいなどが揃ったホテルAZですが、ビックリするのが価格です。5000円台なんですよ。どこよりもお値打ちなホテルでした。

明日は宮崎県日向から鹿児島へ向けてスタートします。

★海地獄 

住所  大分県別府市鉄輪559-1

電話 0977-66-0121

HP  http://www.umijigoku.co.jp/

★血の池地獄

住所 大分県別府市野田778

電話 0120-459-554

HP http://chinoike.com/

★龍巻地獄

住所 大分県別府市野田

電話 0977-66-1577(別府地獄組合)

HP http://www.beppu-jigoku.com/tatsumaki/ (別府地獄組合)

★白池地獄

住所 大分県別府市鉄輪

電話 0977-66-1577(別府地獄組合)

HP http://www.beppu-jigoku.com/tatsumaki/ (別府地獄組合)

★おぐら旭ヶ丘店

住所 宮崎県延岡市旭ヶ丘2丁目1-2

電話 0982-37-0261

HP http://www.oguranet.jp/

★ホテルAZ南日向

住所 宮崎県日向市大字平岩8491

電話 0982-50-3301

HP http://www.az-hotel.com/

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