全国車椅子バリアフリー旅行調査2016 (西日本編 4日目)フェリー乗船体験
四国→九州へ
方法はいくつかあります。
①四国(愛媛)→瀬戸大橋→関門海峡(もしくは関門トンネル)→九州(北九州)へ
②四国(愛媛)→八幡浜港→宇和島運輸フェリー(またはオレンジフェリー)→九州(別府 または 臼杵)へ
③四国(高知)→宿毛港→宿毛フェリー→九州(佐伯)へ
④四国(愛媛)→三崎港→国道九四フェリー→九州(佐賀関)へ
①~④の中で私が選んだのは②でした。
①と③は愛媛県松山市からスタートするとかなり時間がかかるルートになるので難しい。
④はフェリーへの乗船時間は1時間程度となるが、車で三崎港まで行く距離がとても長い。むしろ身体を少し休めたいと思っていたので②を選択しました。
②を選択しましたが、今回は宇和島運輸フェリーで別府に行くことへ。
宮崎方面に行くなら臼杵の方が近いと思いましたが、大分県を調査するには別府の方がいろいろとあると判断しました。
結果的に別府は車椅子ユーザーでもかなり楽しめる街でした。
八幡浜港フェリーターミナルは2社あるので窓口は別々です。
今回利用したのは宇和島運輸フェリー。
窓口でチケットを購入しました。今回は予約はしておりませんがスムーズに購入できました。
車検証を提示。
金額は12,720円。
津軽海峡フェリー同様に身障者割引は適応できませんでした。
車を載せる場合に1名は無料となっているので、無料なものに割引は発生しないというものでした。
そのため同行者がいる場合は、身障者用割引が適応されるとの事。
この上記のようなケースがあるので料金については事前のチェックが必要です。
ターミナルで弁当を購入しましたが、船内にも飲食店がありましたのでどちらでも大丈夫です。
多目的トイレがありましたが、かなり老朽化しておりました。船内のトイレの方がとてもきれいです。
(八幡浜港フェリーターミナルの多目的トイレ)
(船内のトイレ)
いざ船内に行きます。
船内の1階から2階にスロープウェイで上ります。
スロープウェイを利用しますと、1階の車両甲板から2階の客室フロアまでお車で乗り込むことができます。
これがあるので車椅子ユーザーでも気軽にフェリーに乗れます。
2階に車を置きます。
車を置いてから船内入口まではほんのわずかです。
但し、船が動いている間には車へは戻れませんから十分注意しておいてください。
車椅子専用スペースを案内していただきましたが、入口付近のソファーがあるスポットも車椅子ユーザーが使えるようになっておりました。
便利なのは車椅子からソファーへ移動が出来たので、3時間半の乗船時間はソファーでゆっくりできました。
もちろん私は移動できましたが、苦手な方はおすすめできません。
中央にあるエントランスホールはスターが降りてくる階段のような豪華ぶり。
そして飲食コーナーも自販機だけでなくうどん販売などもしておりました。
ゲームコーナーにはどのフェリーにもあるスロットマシーンがありました。
なぜでしょうか?
びっくりしたのが、Wifiが利用できるんですよ!
やはり外海と違うから電波の入りがいいんでしょうね。
しかも外海ではないことから波の高さが穏やかです。
あまり揺れませんでした。
三崎港の近くにある灯台などがくっきり見えまして船内からの眺めは良好です。
3時間はあっという間でした。
港のターミナルが老朽化しているので、船も老朽化していると思ったら大間違いですね。
本当に豪華なカーフェリーでした。
とにかく揺れないで良かったと思うばかりです。
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