全国車椅子バリアフリー旅行調査2016 (西日本編) 前回の反省と今後の計画
11月14日(月)~22日(火)までの9日間。
私にとっては人生初となる長い期間の旅になりました。
あえて行き当たりばったりの旅をしようと思っていましたので、ハプニング満載の旅になったような気がします。
私にとっては良いハプニングも悪いハプニングもいい思い出となりました。
しかし、11月28日(月)~始まる西日本編は東日本編の9日間とは違い、さらに長い期間の旅となるため、出来るだけ東日本編でのアクシデントを回避したいと思っておりました。
東日本編での反省点はいくつかありました。
最も大きい反省点は「睡眠時間が十分確保できなかった点」
茨城を出発してからの数日間は、慣れない旅のせいか1日4~5時間しか確保できなかったため、完全に体調を崩しました。
これにはいくつかの原因がありました。
①フェリーの出航時間の早さ
北海道函館市から青森県青森市に渡るフェリーに乗ってからリズムがおかしくなりました。
バリアフリー対応フェリーが朝7時台を乗らないと夕方の17時過ぎまで出航する便がないため、どうしても朝7時台のフェリーに乗るために5時起きしたのがかなり辛かったです。
睡眠時間が少ない上に、早朝起床はかなり辛かったですね。
その辛さが本州に渡ってからもなかなか回復につながらなかったんです。
昼間の便においてもバリアフリー対応フェリーがあれば助かりますね。
②荷物整理の時間がかかった点
ホテルにチェックインしてから荷物を整理したりする時間が思った以上にかかった点。
慣れない旅において大きなリュック(ホテル用)・小さなリュック(外出用)・ボストンバッグ(ホテル用)への詰め替えが大変でした。
私のような排尿時に導尿カテーテルを使用する者にとって、上記のバッグの中でトイレ用の道具を入れ替えをして対応しておりました。
これがとても面倒臭かったんです。
そのため、西日本編では、それぞれのバッグにトイレ用の道具を入れておいて、少なくなったら、車のトランクから補充するといった形にすることを考えました。
③23時までに就寝できなかった点。
ホテルにおいて洗濯をする際、洗濯機や乾燥機が空いていればいいのですがそうでないことがよくありました。
当然チェックインの時間が20時過ぎになったりすると、まず空いていませんでした。
そのため洗濯を予定している時はできるだけチェックインを18時頃までには済ませることを心がけました。
もしどうしても難しい場合は、チェックアウト前の時間に洗濯をすることにしました。
ビジネスホテルはサラリーマンが多いせいか、翌朝はバタバタしておりますので、のんびり洗濯をしている人はあまりいないんです。
そのため早朝に洗濯をするのは狙い目でした。
またダイワロイネットホテルのように洗濯機と乾燥機が一体型になっているホテルの方が洗濯はしやすいので、ダイワロイネットホテルに泊まる予定があった時に洗濯をすることも考えました。
さらに私のような脊髄損傷者にとって排便の時間はとても時間がかかります。
私の場合は1日おきに行っております。
排便のある日は自宅においても同じですが、起床から出発するまで2時間を要します。
その2時間を考えた上で就寝することを心がけることにしました。
その他の反省点は「1日の移動距離が長かった点」
特に秋田~新潟間は300キロ。
しかも高速道路が開通していない箇所があるので辛かったですね。
さらに新潟で十分疲れが取れていない中で、新潟~富山間も300キロ弱あったのが輪をかけて疲れが溜まりました。
しかしこの点については、バリアフリーのホテルが中間にないこともあり、頑張って走行するしかありませんでした。
日本海側の地域は大都市が少ないため、宿泊するホテル探しも大変でした。
ちなみに秋田~新潟間で唯一バリアフリーホテルがあったのは山形県鶴岡市の1軒だけでした。
そういうことからも長距離の走行は止むを得なかったのです。
あとは東日本編の際に車のトランクへ一杯に詰め込んだ荷物の中で、9日間の旅で使用しなかったものについては自宅に置いていくことにしました。
こういったことを含めて、西日本編では少しでもスムーズで快適な旅になることを計画しました。
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