全国車椅子バリアフリー旅行調査2016 (西日本編3日目) 高松→高知→松山
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【2016年11月30日(水) 高松市→高知市→松山市】
★立ち寄ったスポット
①上原屋本店
②高松シンボルタワー
③高松平家物語歴史館(2019年3月閉館)
④桂浜
⑤坂本龍馬記念館
せっかく香川県に立ち寄って「讃岐うどん」を食べないわけにはいかないと思い、車椅子で入店できる讃岐うどん店を見つけました。
以前、テレビ番組で紹介した際に身障者用駐車スペースが映っていたのを憶えておりました。
上原屋本店
当日は東横インに宿泊していて、朝食も食べられるのですが、あえて朝食をいただかないで讃岐うどんを食べることにしました。
身障者用駐車スペースはお店の入口前にありました。
中に入るとショッピングモールのフードコートにある讃岐うどん店のようなセルフサービス方式になっており、ベースとなるうどんを選んだら、トッピングするものをチョイスします。
サイドメニューにおでんがあったのを見てびっくりしました。
うどんのつゆは自分でかけます。
今回はお店の方にかけていただきました。
揚げ玉は自分で適度に入れます。
サイドメニューやトッピングをしなかったら300円を切る値段にはびっくりしました。
私はいろいろと頼みましたので800円近くになってしまいましたよ。
そして9時台なのにぞろぞろと地元の方が入店されるんです。
自宅で朝食を食べないんでしょうか?
明らかに不思議な印象でしたが、味は関東で食べる讃岐うどんと違って本当に美味しかったです。
お腹がいっぱいになって次に向かったのは、お決まりのタワーです。
高松シンボルタワー
JR高松駅前に四国一の高層ビルがあるという情報を知りました。
ぜひとも上りたいという一心で向かいました。
地下に駐車場が設置されておりますが、身障者用駐車スペースにポールが立っていたので事務所に電話をかけて取り外していただきました。
シンボルタワーというだけあって人気があるのかな?と思っておりましたが、一番上の展望階に居たのは私だけでした。
残念ながら商業施設になっており、タワー展望階も半分しか展望スペースはありませんでした。
印象ではタワーの最上階に上っただけという感じです。
景色はかなりきれいでしたよ。
夜景の方が楽しめそうです。
多目的トイレはきちんとありました。
次に向かったのが
高松平家物語歴史館(2019年3月閉館)
身障者用駐車スペースはありました。
それではいざ受付へ。
この歴史館も私以外には誰もおらず。
入場料を支払って1・2階を見学することにしました。
エレベーターが設置されておりますが、2階には傾斜のある坂が室内にあります。
また一番奥には豪華な人形がありますが、階段越しにあったので若干見えにくい点がありました。
私の印象的には蝋人形の館という感じです。
しかも平家物語の残酷なシーンを人形化していることもあり、お化け屋敷のような感じさえしました。
途中にドクロがたくさん飾っている場所があるのですが、車椅子利用の場合は順路通りに行けないため、エレベーターのある場所まで戻ってくる必要があります。
そのためドクロコーナーをまた見なければならない怖さもありました。
しかもお客さんは私1人。
ますます不気味でしたよ。
身障者用トイレに入りましたが、ものすごく怖さを感じました。
物語の内容よりもお化け屋敷に立ち寄ったイメージが強いです。
歴史館を見終わって次は思い切って高知県へ行くことに決めました。
せっかくこの四国に立ち寄りながら、高知に行かなかったら今度いつ行けるかを考えた結果です。
高松から高知までは約2時間以上の道のり。
桂浜公園
意外と高知ICから桂浜は離れていました。
桂浜駐車場に到着して電動アシスト装置のスマートドライブを装着しました。
装着したのは急傾斜の坂があるだろうと予測。
実際に予測した通り、スロープにはなっているもののかなり急傾斜でした。
坂本龍馬像がある場所まではかなりの距離の坂を上ります。
スマートドライブがトレーニングモードになっていたこともあり、坂の途中でストップすることも多々あり、最後は近くにいた方に車椅子を押していただきました。
なんとか坂本龍馬像のところまで到着しましたが、車椅子に乗りながら自力だけで上るのはちょっと困難ですね。
桂浜には身障者用トイレは駐車場そばにありましたが、屋外のトイレですのできれいかどうかはわかりません。
それでもなんとか坂本龍馬像を見れたのはラッキーでした。
坂本龍馬記念館
近くに坂本龍馬記念館がありましたので、そちらを利用することにしました。
身障者用駐車スペースはありませんでしたが、車椅子を降ろすスペースがありましたので何とか降りることができました。
館内はスロープとエレベーターでの移動になるので安心です。
多目的トイレもきれいでした。
坂本龍馬関連の資料が多数ありましたが、この記念館の屋上から見える海岸のきれいさにはびっくりでした。
最高です!
高知に来て良かったと思えた瞬間でした。
※平成29年4月から1年間全面休館予定ですので十分注意をしてください。
高知から今日の宿泊地の松山までは2時間半。
距離的には一般道を使った方が短いのですが、山道を通ることもあって、距離のある高速道路を使った方が速いことがわかりました。
3日目は移動距離が長かったですが、なんとかこれで四国四県に到達できました。
★上原屋本店
住所 香川県高松市栗林町1-18-8
電話 087-831-6779
HP: http://ueharayahonten.com/
★高松シンボルタワー
住所 香川県高松市サンポート2-1
電話 087-822-1707
HP: http://www.symboltower.com/
★桂浜公園
住所 高知市浦戸
電話 088-823-9457(高知市観光推進課)
HP: http://www.city.kochi.kochi.jp/soshiki/39/katsurahamakouen.html
★高知県立坂本龍馬記念館
住所 高知県高知市浦戸城山830番地
電話 088-841-0001
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