車椅子ユーザーにおける夏における独特な悩みとは?

2017.08.14 (月)

車椅子ライフデザイナーのまおうです。私は8月生まれだということもあり、どの季節よりも夏が好きなのですが、意外と車椅子ユーザーに聞くと夏があまり好きではないという方が多いです。それは車椅子ユーザーの多くが汗をかけないという状況があるからです。そのため職場の方々にも知っておいてほしいポイントです。

脊髄を損傷している人は汗をかきにくい

日本の夏においても、私が小・中学生だった30年以上も前は、夏休みのプールに入るにあたって気温が低く入りたくないと思うことがよくありました。8月でも25℃くらいしか気温が上がらない日も多かったです。さすがに25℃くらいではプールに入っても冷たいです。プールに入って風邪をひきそうなこともよくありました。

 

でも最近では35度前後になることがほとんどです。そうなるとどうしても気になるのが熱中症です。最近では熱中症で亡くなる人が増えている状況下にあります。車椅子のユーザーに関係があるのかというとものすごく関係しています。

 

なぜなら私のように脊髄を損傷した人は、汗が身体に籠ってしまい、外に出ないことがよくあります。私の場合は下半身では汗をかくことができません。上半身でも片側の肩付近には汗が排出しておりますが、もう片側の肩付近には汗が全く排出できません。

トレーニングジムにおいてもエアコンと扇風機を併用している

頸椎の損傷した方だと完全に汗を外へ排出することができないことがよくあります。そうなるとまさに熱中症のようになります。そういったこともあって、夏はものすごく嫌な方がいます。私はどうにか汗を排出しているので、今のところ熱中症にかかったことがありません。でもたまたまかかっていないだけかもしれません。

 

そのため脊髄損傷トレーニングジムのJ-Workoutでは、エアコンをつけていてもどうしても暑いために、トレーニングをしているクライアントに向けて扇風機を当てています。そうすることで汗そのものを防ぐことができます。

職場においても車椅子ユーザーにある独特な悩みも把握してほしい

やはり夏の対策はどうしても重要です。こういったことを車椅子ユーザーのいる職場でコミュニケーションをとっていただきたいと思います。少しでも働きやすい職場にするために車椅子ユーザー独特の悩みや困りごとを確認していただくことが気づきになるはずです。気がつかないと言い出しにくく我慢しているケースも出てくるでしょう。

 

「どの人も熱中症になるから当たり前だ」というような人や「根性や気合があればなんとかなる」というような人がリーダーになると危険性が増します。私も学生時代はそういった方の下で部活動をしてきたので、ある程度メンタルは強くなったものの、あまり望ましいものではありません。相手の身体を気にかけてあげるような組織になってほしいものです。

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