車椅子で行く東京の鉄道事情は20年で大きく変わった

2018.01.04 (木)

車椅子ライフデザイナーのまおうです。車椅子利用者が外出する場合の交通手段は、ネットを利用することでいろいろな情報を収集できるようになりました。いかにネットを使いこなすかによって、外出することに安心できるようになるのではないでしょか?

ネットによって情報収集が可能になった

20年前はネットがなかったために、障害者団体が発行していた冊子を頼るくらいでした。どこかへ出かけていきたくても情報がなければ、行くのを諦めてしまうか、現地へ電話をしてバリアフリー情報を確認するか、強行手段で現地へ向かうかしかありませんでした。

 

当時は現在のバリアフリー法のような法整備もされていなかったことから、世の中はバリアだらけだった記憶があります。鉄道においてもエレベーターの導入がされていなかったために、駅員さんが車椅子利用者を持ち上げて階段の上り下りをするのが当たり前でした。

 

現在は本当に便利になりました。首都圏の駅の大半には、エレベーターや昇降機が設置されておりますし、応対方法も随分と変わってきています。従来は、車椅子利用者の気持ちとは関係なく、徹底的に介助をするという応対でした。こちらが求めていなくても、いきなり車椅子を押したりするようなことがありました。

 

しかし現在では、どの鉄道会社でも車椅子利用者のニーズに応じて対応してくれるようになっています。1人で動ける車椅子利用者に対しては、駅員さんの力を借りずにホームまで1人で行くことがほとんどです。駅のホームまでは、駅員さんの力を借りないで行くことが可能になっています。

路線図だけなく構内図・バリアフリー移動ルートなども助かる

鉄道会社HPには、各路線の構内図やバリアフリー移動ルートなども詳細に掲載されております。一般の人はHPを見てからおでかけすることはないと思いますが、車椅子利用者にとってはありがたい情報です。

 

一般の人が利用する乗換アプリもある程度の時刻チェックのための参考にしています。しかし、乗換時間については参考にできません。乗換の際は、1本もしくは2本後発の電車に乗ることになるからです。アプリの時間通りに移動することができないために、余裕のある時間管理が必要です。

 

そしてどこに多目的トイレが設置されているのかについても構内図で確認します。車椅子で利用できるトイレは限られているので、どの駅にトイレがついているか確認することも大事な調査です。全駅に多目的トイレがついているとは限りません。目的地付近の駅に着く前に、トイレを別の駅で利用することなども計算しておかなければなりません。

 

但し、便利になった現在においても、車か公共交通機関かといえば、車の方が総合的にみて便利です。なぜなら自由にいろいろな場所へ行ける利点があります。また車の場合は駐車場を探す手間はあるものの、目的地周辺に直接行くことができる点です。

いろいろな情報を手に入れて目的地に向かうのが望ましい

公共交通機関の場合は、駅から目的地までのアクセスに不安があります。もし目的地までの道のりに勾配があれば車椅子走行では厳しくなります。その際はまわりに誰もいないので「上れない=目的地に行けない」といったことにつながる場合も出てきます。東京は関東平野といっても丘などはたくさんあるので、勾配ばかりです。

 

また公共交通機関で途中下車をすることができません。一旦、路線に乗ってしまったら終着駅まで行かざるをえません。それは乗車駅・乗換駅・降車駅のすべてにどの電車に乗って、何号車のどの位置にいるかどうかをきちんと連絡をとりあっています。そのため、もし途中下車をしてしまったら迷惑をかけることになってしまいます。

 

そういったことを考えて、車にするのか電車にするのか選択しています。もちろん行ってみないとわからないことばかりですが、当日のアクシデントを少なくするためにも事前にいろいろと調べておくことが大事なポイントになります。

 

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