入院中でもインターネット機器さえあれば人と会える社会
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車椅子ライフデザイナーのまおうです。今回はある記事を見て感動しましたのでご紹介します。世の中が少しずつロボットによって変わっていくことがますます楽しみになってきました。最近は映像技術が進んでおり、SKYPEやZOOMのような機能があれば、わざわざ会議室のような場所を用意しなくても、自宅に居ながら気軽にミーティングできる優れものです。でもそのレベルではないんです。
学校に行けなくても授業に参加することができる技術
タブレットの下にセグウェイのようなものが取り付けてあるので、端末から進行方向の移動指示を出すと、人が動いているような状態になるところが凄い技術です。そのために病院で難病で寝たきりの女の子が、タブレット端末を通して、学校にあるロボットを操作して、ロボットに付き添う教員と病院の売店で買い物する時のお金の計算の仕方なども実施しているだけでなく、生徒会の会議に参加したり、友達とかくれんぼをして遊んだりしているそうです。
つまり学校に行かなくてもコミュニケーションができることを意味しています。将来は教室に生徒がいない状況で授業を受けたり、タブレット端末同士が向き合って会話したりすることもできるような世の中になるでしょう。もちろん、普通であれば一緒に顔を合わせることはコミュニケーションをとるためにとても大事なことだと思います。
でもそれはあくまでも大多数の側にいる人の立場であって、必ずそうでない人がいます。どうしても外出したいけれど外出することができない状況になっている人もいます。ケガや病気で動けない場合はあるものです。私も交通事故になり、3つの病院を転々と移って1年1ヶ月の入院生活でしたので、気持ちが分かります。
私の場合は、いろんな方が1年1ヶ月の中で見舞いに来ていただき、寂しくなることはありませんでした。しかし、状況によってはそうでない現実もあります。入院直後は見舞いに来てくれるひとがいても長期にわたることで、どうしても忘れられてしまう存在になる場合があるでしょう。また自宅で長期療養している場合でも同様の存在になる場合がでしょう。
大事なことは辛い状況においてもコミュニケーションが続いていくこと
そこでこういった機器によって、病院であっても自宅であっても操作一つで人とのコミュニケーションがとれるのは素晴らしいことではないでしょうか?目と目を合わせて話をすることも可能になりますし、移動もできることでその場にいる感覚があるでしょう。実際に顔を合わせていなくても、年中会っているような感覚さえも実現するにちがいありません。
特に現代は人と人とのコミュニケーションが希薄になってきています。いずれはこういった機器によって、会ったことのない人同士が何かの縁で知り合ったりすることも増えていくことでしょう。そうすることで親しい友達が増えたり、ビジネスにも活かせたり、今後はいろんな場で利用されていくことがとても楽しみです。
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