車椅子のバリアフリー化はマーケット的にプラス要素になる

2017.11.15 (水)

車椅子ライフデザイナーのまおうです。私はちょうど20年前に交通事故に遭い車椅子生活になりました。その頃は、外出している車椅子ユーザーはものすごく少なかったのを覚えております。今では車椅子ユーザーだけでなく、車椅子を利用する高齢者の増加もあり、世の中の状況はとても変わってきていると思われます。そんな状況下で企業はどう対応していくのかが大きなポイントとなります。

10年前とは違う車椅子利用者の増加

友人の電動車椅子ユーザーAさんとお話していたのですが、最近は車椅子利用者が増えたことで電車に乗るのに待つことが多くなったとおっしゃっていました。その人が今回利用した駅はJR新宿駅でしたが、すでに5人の方が待っていたために最低でも15分以上かかるとの事でした。

 

JR新宿駅で15分待つのであれば、JR代々木駅まで電動車椅子で行ってしまった方が早いと考えて、JR代々木駅から総武線に乗って千葉方面に向かったとの事でした。現在では利用する方が多いために、こんなことは日常茶飯事になっているようです。

 

私も以前述べましたが、身障者用駐車スペースの空いていないケースが多くなりました。まさに身障者用駐車スペース争奪戦です。もちろん、身障者用駐車スペース以外でも乗り降りできるスペースのある駐車場であれば安心できますが、全くそれらしきスペースがない場合は、やむを得ず帰ることもよくあります。

 

それだけに車椅子利用者における課題が、10年前とはかなり変わってきたと思っています。そのために従来の考え方とは違う発想が必要になります。そこで考える必要があるのが、「車椅子利用者の人数増加=マーケティング要素」があるということです。

バリアフリー化は大きなマーケットになる

ある旅館関係者のBさんとお話をさせていただきましたが、以前はバリアフリーに関してビジネスにならないという部分を持っていたそうです。人口の2・3%の車椅子利用者に視点を向けるならば、むしろそれ以外の多くの人に来ていただいた方が大きなマーケットにつながると思っていたようです。

 

ところが最近分かってきたことは、人口の2・3%の車椅子利用者には友人・同僚・家族などが一緒に来ることによって、状況によっては数倍~15倍近くの売上アップにつながるという状況になりつつあります。そうなるとバリアフリー化は大きなマーケットになることが分かったのですとおっしゃっていました。

 

どの業界においても、集客においては大きなテーマであることは間違いないと思っております。その中で高齢者をはじめ車椅子利用者のマーケットが拡大している状況において、もっと使いやすく、利用しやすく、楽しめるといった要素が他の店舗との差別化になることは間違いありません。早く見直しが出来て実現できる企業こそが「選ばれる」でしょう。

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