エレベーターのある店舗におけるわずかな工夫

2018.02.16 (金)

車椅子ライフデザイナーのまおうです。商業施設をはじめ各種ビルに設置しているのがエレベーターですが、車椅子利用者が多くなっております。そのためには安全性のためにもいくつかの工夫があると使いやすいエレベーターになります。それは一体どういったものでしょうか?

エレベーターの開閉時間を調節することも安全性につながる

車椅子利用者がエレベーターへ乗り込むときに気になるのは、エレベーターの開閉時間が早い場合です。例えば、奥行きの狭いようなエレベーターの場合などは、車椅子の位置を動かしたりしている間にエレベーターのドアが閉まってしまい、車椅子利用者へぶつかるようなケースがあります。

 

すごい勢いで閉まるものではありませんし、ぶつかった途端にドアが反発して開くような構造になっているものの、とてもイヤなものです。もし車椅子利用者やベビーカー利用者の多いエレベーターであれば、開閉時間を長くするのも安心して乗り込むことができるでしょう。

 

但し、あまりにも混雑するエレベーターの場合には、すべてのエレベーターの開閉時間を長くすると待ち時間が増えてしまいます。逆にクレームが来るケースもないとはいえません。そのため、例えば、ショッピングセンターなどで3基あるエレベーターならば1台だけは、車椅子利用者やベビーカー利用者などの優先エレベーターにして開閉時間を長くするのはいかがでしょうか?

 

優先エレベーターという位置づけが適当かは分かりませんが、状況によっては上記の利用者は混雑しているエレベーターにいつまで経っても乗れないことがあります。電車の優先席があるように日本国内では表示していないとなかなか行動に結び付けることができない状況にあります。そのためにも優先エレベーターという表示はやむを得ないのではないでしょうか?

バックが見えない怖さと誰かにぶつかる心配を解消するには鏡があるといい

次にエレベーターの奥の上部に鏡をつけるのがおすすめです。空いているエレベーターに乗り込む場合は、エレベーター内でターンをして降りる時に前向きで降りることができるでしょう。しかし、混雑しているエレベーターの場合は、前向きで乗り込んでもターンをすることができません。つまり降りる時はバックで降りることになります。

 

車椅子を操作する上で一番慎重になるのが、バックの操作です。なぜならばクルマと違ってバックミラーやルームミラーがついていませんし、バックモニターもありません。混雑しているエレベーターであれば、バックをした際に後ろに人がいたり、障害物があったりする可能性も出てくるでしょう。もし衝突したらと考えると危険性が高まります。

 

そのためにも鏡があることで、バックミラーのような役割を果たします。後ろに誰かがいないかどうかを確かめてバックすることが可能になります。別に高価なミラーは必要ないのでホームセンターなどで購入できます。私の管理していた店舗でも鏡は設置しておりました。鏡を設置しているか否かで危険防止になるのであればとても助かります。

 

店舗経営している際に一番起きてほしくないのは事故です。私は人事総務課長に就任した際の真っ先の仕事が損害賠償・慰謝料請求の対応でした。私の前任から引き継いだ仕事でしたが、示談するまでに9ヶ月以上を要しました。その間、お見舞いなど何度も通ったりしました。事故に遭われる方もそうですが、店舗側にとっても時間・ストレス・コストなども要するためにできるだけ事故防止を考えることが重要になるでしょう。

関連する投稿

▼シェアをお願い致します!▼

現在の記事: エレベーターのある店舗におけるわずかな工夫

お問い合わせ・ご相談はこちら

お電話でのお問い合わせ

090-6319-5156

フォームからのお問い合わせ

お問い合わせフォーム »


コラムテーマ一覧

過去のコラム


⇑ PAGE TOP