車椅子利用あるあるの「高級=バリアフリー」がありがたくない事例

2019.11.19 (火)

あなたの会社の『バリア解消』請負人 白倉栄一です。

 

今回は、間違いやすいバリアフリーあるあるをお伝えします。。

 

私は年に数回、飛行機を利用した旅行を楽しんでいますが、その際にどのホテル・旅館に宿泊するかが悩むところです。

 

せっかくの旅行なのでたまにはビジネスホテルとは違って、おしゃれで高級なホテル・旅館に泊まってみたいと思うものです。

 

ところがそこで思わぬ失敗だと感じてしまうことがあるんです。

 

それは高級なのに使いづらい点です。

 

これは残念ながら利用者目線とはかけ離れてしまうんです。

 

そういったポイントを解消できることで、利用者から喜ばれる重要なポイントになります。

車椅子利用者の場合は優雅も大事だが機能性も必要

 

ビジネスホテルでは1泊1万円前後であるのに対して、高級なホテル・旅館は1泊3万円前後するものです。

 

普通なら美味しい料理・温泉・優雅なベッドなど高額であっても、十分満喫できるならば損をしたとは思わないでしょう。

 

私はもともとは健常者でしたのでそう思っていました。

 

しかし、車椅子生活になると一概にそうではないんです。

 

その理由はいくつかあります。

 

1つ目はエントランスから部屋までの距離が長い点です。

 

なぜなら高級なホテル・旅館は、じゅうたんがフカフカなんです。

 

車椅子を漕ぐのがとても疲れてしまうんです。

 

フカフカな上に距離が長いのは辛いんです。

 

2つ目は内装を豪華に見せるために、必要なものが付いていない点です。

 

ただ広いだけで、肝心な手すりがないこともよくあります。

 

しかも大理石のようなものになっている宿泊施設もあります。

 

もし車椅子利用者が滑って転んだら、ケガになりかねないようなケースにつながってしまいます。

 

3つ目は高級な宿泊施設に限ったことではありませんが、車椅子利用者が風呂に入るような湯船に設計されていない点です。

 

先ほど同様に、手すりがないなどのバリアフリー面がない場合があります。

 

しかもかっこいい浴槽になっていることで、逆に湯船に入りにくかったりするんです。

 

そのためにせっかくの高級な宿泊施設に来ても楽しめないこともあるくらいです。

温泉に来たのに温泉に入れないで終わることもしばしば

せっかく今回はリッチな気持ちで高級な宿泊施設を利用しても、美味しい料理には出会えるかもしれませんが、それ以外は残念ながら満足できないで終わる場合があります。

 

せっかく温泉が湧いている施設であっても、温泉に入れないで入湯税だけは支払うというようなケースもしばしばあります。

 

さらにガッカリしてしまいます。

 

そうなってしまうと、また行きたい宿泊施設にはならないものです。

 

だからと言って、非日常の空間を楽しみたいので、病室のようなイメージの部屋には泊まりたくないこともあります。

 

大事なことは、利用者目線を取り入れることです。

 

使えることが前提となり、その上で高級な設備を考えることになります。

 

決して高級を否定しているわけではありません。

 

言いたいことは、高級であっても使えなくては意味がないことです。

 

これからは超高齢化社会です。

 

ますます車椅子利用者人口は増えます。

 

そこでどう展開できるかによっては、集客のチャンスでもあります。

 

だから今こそバリアフリーに着手することをおすすめします。

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