地域における車椅子のバリアフリーのパイオニア的存在へ
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あなたのお店の『バリア解消』請負人
バリアフリースタイル代表の白倉栄-です。
お店の多目的(多機能)トイレを造りたいと
考えていらっしゃる経営者の皆さま、
どういったお客さまに利用していただきたいと
イメージされておりますか?
車椅子を利用されているお客さまであったり、
オストメイトを利用されているお客さまであったり、
オムツ交換をするベビーベッドを
必要とするお客さまであったり、
介護を必要とする車椅子利用のお客さまにも対応できる
ユニバーサルベッドを利用されるお客さまだったり、
いろいろな状況があるでしょう。
すべてのお客さまに対応できる
多目的トイレが望ましいのですが、
そのためにはスペースやコストの確保が
大きな課題になるでしょう。
ではどのようなお考えになりますか?
誰もが利用できる設備を導入することはスペースとコストとの兼ね合い
もちろんスペースやコストについて
余裕がある場合には、すべてのお客さまが
使えるトイレの設置が望ましいものです。
なぜなら一概に多目的トイレと言っても、
上記のニーズを完全に満たしているような
トイレをあまり見かけません。
実際には、公共施設のような場所にしか
残念ながら設置されていません。
もしすべての人が使えるような
多機能なトイレを用意されたのであれば、
まちがいなくそのお店こそが
地域で一番お客さまのためを
思ったトイレを造ったと言えるでしょう。
そうすることにより
多くのお客さまに安心感を与えることで、
きっと評判のいいお店と思われることでしょう。
何とかしたいと思う気持ちがあれば、限られたスペースでも一歩踏み出せる
実際にスペースやコストの課題があるので、
そこまで悩んでいらっしゃる経営者の皆さまも
おられることでしょう。
でも地域のために、
ハンディキャップを持っている人のために
お役に立ちたいと思っているのであれば、
スペースとコストに見合ったトイレを
考えてみてはいかがでしょうか?
あきらめるのではなく、利用されるお客さまが
どのような方なのかを想定することで
考えてみることをおすすめします。
本来は10人の困っている人がいたら、
10人のために何とかしてあげたいと思いますが、
現状を考えれば10人困っている人がいても、
誰にもアプローチできない状態です。
それであれば、5人だけでも何とかしてあげれば、
世の中にはきっと大きく変わっていくと思います。
大事なことは、
今よりも多くのお客さまに
喜んでいただけることであると思います。
そこから時代が始まると思っています。
そしてあなたのお店の動きによって、
世の中は徐々にバリアフリーのお店に
興味をもっていくように変わっていくと思います。
残念ながら現在は
そこまで世の中の関心度が上がっていないので、
ぜひともあなたのお店がそのパイオニア的な存在に
なってみませんか?
そういったお店を
私は応援していきたいと思っております。
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