バリアフリーへの第1歩は車椅子への試乗からスタートする

2018.09.05 (水)

あなたのお店の『バリア解消』請負人

バリアフリースタイル代表の白倉栄一です。

 

お店の情報発信をする際には、

情報を受け取るお客さまの立場に

立ったものでなければ全く意味がありません。

 

でも「相手の立場に立つこと」は

本当に難しいことです。

 

なぜならその立場に立ったことがなければ、

相手の気持ちはとてもわかりにくいものです。

 

だからこそ、

車椅子利用のお客さまの立場に立つのであれば、

一度車椅子に試乗してみることをおすすめします。

車椅子試乗は目線を知るために行う

試乗することで車椅子利用のお客さまの見える景色って

こうだったのかと分かるようになるものです。

 

但し、注意点が2つあります。

 

1つ目のポイントは、あくまでも

車椅子利用のお客さまの「目線」を知ることです。

 

そのため車椅子に座っている高さから目線であり、

車椅子を漕ぐことではありません。

 

どうしても普段車椅子を漕いでいない一般の人は、

操作に慣れていないために

漕ぐことがものすごく大変なことだと

感じてしまいます。

 

そのため、障害者はこんなに辛い思いをして

漕いでいるんだと思ってしまうのは、

捉える視点が大きく変わってしまいます。

 

さらに日常生活で車椅子を漕いでいる人は

操作に慣れているために、漕ぐことが

大変なわけではありません。

 

2つ目のポイントは普段乗り慣れている

車椅子ユーザーと一緒に行うことです。

 

普段乗り慣れていない人だけで行うと

どうしても話が変な方向にいってしまうことです。

 

その2点を注意することで

意味のあるものになると思います。

 

私は24歳にスクーターでもらい事故にあい、

脊髄損傷となり、それ以降車椅子生活になりました。

 

そのため、健常者と障害者の目線の両方を知っています。

 

健常者でいたときは、

さすがに車椅子利用者の目線はもっていなかったので、

自分の勤めていたお店に

多目的トイレがどこにあるかも全く知りませんでしたし、

気にかけたこともありませんでした。

 

なぜなら自分が利用しないから、

質問を受けないから

全く分からなかったと思います。

 

でも実際に自分が車椅子生活になると、

多目的トイレが必須であることを感じます。

 

でもお店に車椅子利用のお客さまがいらっしゃったら、

間違いなく知っておかなければならない情報です。

 

そういった情報をいかに相手の立場に立って

知っておくかが大きなポイントです。

 

またその情報は、お客さまにとって

有益な情報でなければ意味がありません。

 

そこが健常者からの目線だけであると、

ついつい分からないことではないかと思います。

試乗→関心→知識を吸収スピードもアップ

そこで車椅子の試乗をすることで、

関心がもてることが多くなると思います。

 

例えば、「通路幅はどのくらいだったら大丈夫なのか」

「商品をとるときにはどの高さなら手が届くか」

「テーブルを利用するならどれだけの幅が必要になるか」

「どのような高さで食事をするのが快適なのか」

「入口の取っ手は車椅子に乗ったままで使いやすいか」

など気がつきやすくなるものです。

 

それだけでも従業員の方々にとっては、

大きい収穫になるのではないでしょうか?

 

それは車椅子利用のお客さまの目線を

知ったことで分かることです。

 

そしてその経験を通して、

いろいろなノウハウを学ぶことで、

知識を吸収するスピードも

従来よりも格段に上がるはずです。

 

さらに車椅子利用のお客さまと

コミュニケーションをとることを通して、

もっと実際はどうなのかも分かるはずです。

 

そこまで分かることができたならば、

情報発信することも、

お客さま立場を考えることができ、

とても有益な情報になるでしょう。

 

それは他店にはない情報の発信が

あなたのお店だから

できるようになるにちがいありません。

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