車椅子人口増加でも気軽に買い物・レストランへ行けること

2018.01.12 (金)

車椅子ライフデザイナーのまおうです。車椅子利用者の数は日本の中でも約2%いると言われている状態です。さらに超高齢化社会に伴い、ますます車椅子利用者が増加するでしょう。しかし未だにその動きがないのが現状です。だからこそ車椅子利用者を考えたマーケットを考えていくことがビジネスへの転機ではないでしょうか?

2025年を考えると健康寿命を超える人が大幅に増加する

あと7年後の2025年には、昭和24・25年生まれの約250万人が全員75歳になる時代になります。すべての方が元気であることが望ましいのですが、残念ながら平均寿命が高くなっている中で、健康寿命は平均寿命の10年低いと言われています。そうなると女性は77歳、男性は71歳が健康寿命となるでしょう。そこで明らかなのは、75歳という年齢は、健康でいられるかどうかです。

 

ここで論じたいのは健康であるかどうかではなく、車椅子利用をする人口が増えるとなれば、その方々に応えるマーケットは確実に上がるのは間違いありません。私は以前在籍した会社で、車椅子利用者向けの情報ビジネスなどを提案したものの、「内容としては意義のあるものだが収益には結び付かない」という回答を受けました。

 

もちろん当時は今と同様に世間が盛り上がってきていなかったことから、採用されなかったのはやむを得ないのかもしれませんが、ビジネスは初めにやったものが勝つと言われているだけあって、そろそろ誰が動き出すかが大きなポイントになるでしょう。

 

しかしそこには大きな壁があります。バリアフリーにはお金がかかりすぎるから費用対効果を考えると導入するのは不適だという声が多いものです。でも現在の2%よりも明らかに増えていく車椅子利用者を考えると、対応しないことで今まで利用されていた人がバリアのために利用できなくなることの客数ダウンが発生するでしょう。

まずは何のためにバリアフリー化する必要があるのかを考える

そこで大事なことは、まずネガティブな発想を変えていくことが必要ではないでしょうか? 何のためにバリアフリー化にするかの発想がない中ではいきなり設備面のバリアフリーへの改修工事に結びつきません。そのために「こころのバリアフリー」の導入からスタートしていくことを通して、何のために行うのかをきっちり理解することから始めてみてはいかがでしょう。

 

ネガティブな発想をなくし、障害の有無に関わらず、気軽にコミュニケーションできるスキルを身につけることが最適な方法ではないでしょうか?日本では先進諸国に比べて、障害者を見ると特別な存在とみてしまう傾向があります。それを取り除いていくことで、次にバリアフリーへの改修工事に取り掛かるステップではないでしょうか?

 

例えばドイツなどでは、バスの停留所に車椅子利用者がいた場合に、運転手ではなく一緒にバスへ乗る人たちが車椅子利用者をアシストするのが日常茶飯事になっていると聞きました。日本で同じような光景になるのは、まだまだ時間がかかるでしょうが、障害者になっても、高齢者になっても誰もが気軽に外出ができて、ショッピングや食事を楽しめるようになることを願っています。

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