聞き逃さないで習得できる上司からのOJT

2024.04.05 (金)

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上司から教えてもらうことをきちんと聞ける力が試されている

OJTとは何かっていうと、オンザジョブトレーニングの略です。

 

皆さん、聞いたことがあると思います。

 

部署の上司や先輩が、新入社員や若手の従業員に対して、現場の実務を通して業務の知識やノウハウを身に付けさせる人材教育の方法のことをOJTって言います。

 

職場内での上司からの教育になります。

 

上司から教育をしてもらったにも関わらず、あとになって忘れちゃったよとかよくありませんか?

 

とは言え、もう一度教えてもらいにくいですよね。

 

優しい人だったらなんでも教えてくれるかもしれないけど、そうでない人ってたまにいらっしゃるじゃないですか?

 

もし優しく教えてくれる人でも、「この人やる気ないかな」、「この人、集中力ないかな」、この人にものを頼めないかな」とか・・・

 

何度も繰り返していると、信頼度を失う可能性があります。

 

具体的にどのようにすればきちんと聞くことができるのか?

では上司から話を聞く際にどうしたらいいのかを考えていきましょう。

 

ポイントは次のとおりです。

 

  • 自分が上司から話を聞いた際に、ノートに書き留めます。
  • 書き留めたものにミスがないかどうかを上司に確認する方がいいと思います。

聞き間違いが発生していると、書き留めたものが間違ってしまいます。

 

だからこそ、上司から教えてもらっている場で確認をしておくことをおすすめします。

 

なぜなら、先ほど述べたとおり、あとになって「教えてください」と頼むのは、あなたへの信頼度が下がってしまうからです。

 

信頼度を下げてしまうと、今後の仕事にとって何かしら影響する可能性があります。

 

確かに上司から教えてもらって、その場で上司に確認すると嫌がる上司もいると思います。

 

とは言え、その場で面倒臭いと言われた方があとになってお願いするよりマシです。

 

なぜその場で確認したほうがいいのかですが、上司から教えてもらった時は分かったつもりになっているものの、意外に分かっていないことが多いからです。

 

だからこそ、自分自身が教えてもらったことに対して振り返りをしたり、自分自身でもう一度やってみたりすることで、教わったことを確実に習得できるわけです。

 

なぜその方法を思いついたかと言いますと、私の上司による指導が影響しているんです。

 

私が交通事故から復帰した時の上司は、人事の知識をなんでも知っている人でした。

 

理路整然に話してくださるのでとてもわかりやすい反面、かなりの早口で言うだけでなく、その場で部下に言うセリフが「あとになってもう二度と言いませんから、きちんと聞いておいてください」と言う人だったんです。

 

そのせいか、周りのメンバーが「申し訳ございませんが、忘れてしまったのでまた教えてもらえませんか?」と言ったら、その上司は怒鳴りまくるんです。

 

その光景を知っていたので、怒鳴られないようにするにはどうしたらいいのかを必死に考えました。

 

その経験によるものが、今回のノウハウになりました。

 

上司への応酬話法は次のとおり

そこでどうやって確認するかですが、実際に自分が上司から教えてもらって書き上げたものが正しいかどうかを上司に判断してもらうことです。

 

要はここでミスがないかというのをチェックするわけです。

 

ここで書いた内容がもし書き忘れがあったら、次回1人でその仕事をする時に失敗するわけです。

 

だから書いたことが正しいかどうか上司にチェックしてもらう必要があります。

 

でも確認する時に怒られるかもしれないと思うかもしれません。

 

そこで上司には次のように伝えます。

 

「次回やった時に正しくできるようにしたいので、私が書いた内容を聴いていただけないでしょうか?間違いがありましたらご指摘をお願い致します」

 

そして最後に上司に次のように伝えます。

 

「貴重なお時間を取らせてしまい申し訳ございませんでした。教えてくださってありがとうございます」

 

こういう言い方をしておけば、上司も嫌な気にはなりにくいはずです。

 

今回お伝えしたいことは、OJTの1回だけで確実に習得することが上司との信頼度が上がる点です。

 

上司との信頼度が上がれば、あなたの仕事はきっとやりやすくなり、仕事の効率化にもつながると思っています。

 

ぜひ実践してみてください。

 

★もしよろしければYouTubeで詳しく解説しておりますので、もし宜しかったら「バリアフリースタイルTV」をご覧ください。

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