きちんとした教え方ができていますか?
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あなたの仕事量を減らすためには部下の育成が欠かせない
上司になれば部下に仕事を教える機会が増えてくるでしょう。
「面倒くさい」って思っていませんか?
でもその面倒くさいと思っていると、あなたの仕事はどんどん増える一方ですし、部下の育成が全くできません。
あなたが今の仕事量が多いと思っているのであれば、あなたの仕事を部下にやってもらう必要が出てきます。
それができればあなた自身が別のステージに行き、部下があなたのやっていた仕事をスムーズにやれるようになります。
こうなったらどうでしょうか?
面倒くさいのはその場だけで、実はものすごく効率のいい仕事になっていきます。
そのためにはきちんとした教え方を習得しておく必要があります。
そこで必要となるのが、正しいOJT(オンザジョブトレーニング)になります。
正しいOJTのやり方とは?
ここでOJTの適切なやり方をお伝えします。
流れについては①から④の順番で進めるといいでしょう。
- ①教える準備をする
- ②実際にやってみせる
- ③実際にやらせてみせる
- ④教えた後をみる
「教える準備をする」については、まず段取りをきちんと行うことです。
いつ行う予定なのか、教える前にリラックスさせることができるのか、教えるときに必要な備品は何か、どうやったら理解しやすくなるのかなどを教える側は考えて臨む必要があります。
「実際にやってみせる」については、まずは自分がお手本となってやってみることですが、いつものスピードでやらないで、途中に要所要所のポイントをお伝えしながら、相手が理解できるスピードでやってみせることが大切です。
「実際にやらせてみせる」については、これまで伝えてきたことをもとにきちんと要所要所のポイントを理解しているのかを確認しながら進めるといいでしょう。
注意したいのは、スピードが遅くても「できる」ことが大事なので、決して「遅い」とかネガティブな言葉を発しないように気をつけてください。
もし途中で躓いていたら、「大丈夫ですか?」、「わからないところはありませんか?」と教える相手をサポートすることです。
「教えた後を見る」というのは、さらに1ヶ月後とか、その後になってきちんと教えた通りにうまくいっているかを確認するのが大事なポイントでもあります。
そしてあなたを必要としなくても部下がその仕事をできるようになっていたら、もうあなたのOJTは終了です。
とは言え、部下に何かあった時は、いつでもサポートできるようにしてあげてくださいね。
絶対にやってはいけない上司の態度とは?
教えただけで相手がすでに知っているものだと思ってしまう上司の方がたくさんいるので注意しなければなりません。
そしてあとになって部下ができていないので、注意をするのはあなたの教え方に問題があることの裏返しであることも知っておく必要があります。
きちんと教えることができてこそ、部下との信頼度も増すわけですから、きちんと教えることができないと、部下とのコミュニケーションがうまくいかなくなります。
あなた自身もカリカリしてしまえば、部下からは「あの上司、なんでいつも怒っているんだろう」と思われてしまうかもしれません。
部下が上司に譲歩することはできません。
大事なことは、上司のあなたから部下のために動けるかどうかによって、部下の育成にも大きくつながるポイントになります。
ぜひこの機会に正しいOJTを習得して、あなた自身の仕事を部下に移行していきましょう。
★もしよろしければYouTubeで詳しく解説しておりますので、もし宜しかったら「バリアフリースタイルTV」をご覧ください。
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