自己啓発にお金をかけることの大きな意味とは?
Contents
車椅子ライフデザイナーのまおうです。自己啓発という言葉をよく聞きませんか?入社した時には「自分の給料の5~10%を自己啓発のために活かしなさい」とよく上司に指導されたものです。給料が少ないころは、どうしても自己啓発にお金を使おうとは思えないのかもしれませんが、自分のスキルをアップさせるためには必要なことではないかと思っています。
自分のスキルは自分自身で磨かなければならない
アナログからデジタルに変わる2000年頃、中堅の社員が発していたのは「私はパソコンが苦手だからできない」「会社がパソコンの操作など教えてくれないからできない」と嘆いている姿を見かけたものです。今までパソコンなしで仕事をやってきたのだから無理もありませんが、時代が変われば働き方も変えざるを得ません。
だからと言って会社に嘆いても、パソコンをできない人に対して救いの手を差し伸べてくれることはありません。そこでどうするか?自分で書籍やセミナーに通ってパソコンに慣れるために努力をするか、それとも会社が教えてくれないことをいつまでも嘆いて何もしようとしないか、人によって大きく異なっていました。
その後、日常の仕事の中でパソコンを使用することが当たり前のようになると、報告書の提出においても、他の部署との連絡をする上でもパソコンを使用しなければなりません。できないことを理由にしていたら社内で淘汰されていきます。そういったことから自分のスキルは、お金を投資してでも、自分自身で磨かなければならないと思っております。
ノウハウを身につける方法はいろいろとある
私は総合スーパー出身で従業員教育をする立場でありましたが、お客さまに接客するスキルもクレーム対応するスキルも社内教育で教えることができることはわずかです。しかも業績が悪化してくると、一番先に教育費が経費削減の矢面にあたります。本来であれば教育費を削ってはいけないものですが、社内では即効性の低い教育費を削る傾向にありました。
そういった事情とも重なり、自分でスキルを磨くことが望まれます。書店にいけば、ものすごい量のノウハウ本が置かれています。インターネットのサイトでも無料でノウハウを閲覧することが可能です。さらに外部セミナーなどに参加すればもっと詳しいノウハウが分かるでしょう。ノウハウを身につける努力ができるかによって、会社での立場を変えていずれ昇進したりすることにもつながっていくにちがいありません。
ちょっと努力によって他の従業員との差はつくものです。それが顕著に表れるのは、昇進試験の勉強です。合格率は1桁レベルですが、合格しようとしている人は、2・3ヶ月前から準備しています。課題書籍が5冊あったとしても、読み込んで覚えるまでの時間を確保しながら生活を送っています。
お金をかけても昇進すればかけた分以上に戻ってくる
誰もが「私は日頃から勉強しています」とアピールはしないでしょう。でも合格している人たちが、ものすごく時間をかけて試験勉強をしていることを私は知っていました。多くの人が地道に努力しています。正直、私もサラリーマン時代は、ハンディキャップがある中で、どうしたら昇進できるのかを考えて戦略を練っていました。
実際にスキルアップのためにお金をかけたとしても、昇進すれば投資したお金は、収入として戻ってくるでしょう。そう考えると、自己啓発にかけるお金が自分の給料の5~10%と言っても高い買い物にはならないはずです。戦略を考えている人こそ、常に次の一手をどう打つかを考えています。それが「できる人」への在り方なのかもしれません。
関連する投稿
- 新入社員にとって大事なのは研修後のモチベーション
- 仕事の上での戦略は相手が喜びそうなことを考えること
- 上司が部下に発する言葉によってバリアを作ってしまう事例
- 仕事においてノートとペンで効率化が大幅にアップする①
- 車椅子でも資格は差のつくアイテム!安全管理者取得へ
現在の記事: 自己啓発にお金をかけることの大きな意味とは?