仕事の上での戦略は相手が喜びそうなことを考えること
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車椅子ライフデザイナーのまおうです。職場にいるとどうしてもいろいろな負荷がかかるはずです。ましてや上司・部下・同僚などコミュニケーションがとれないと、メンタル的に辛くなりがちです。「自分は一生懸命やっているのにまわりの人からは分かってもらえない」とつぶやきたくなることもよくあるでしょう。私はメンタルの専門家ではないので軽率なことは言えませんが、少しでも上司や部下、そして同僚と上手にやっていくテクニックをご紹介します。
上司の仕事のスタイルを観察して戦略を打つこと
職場には間違いなくパワハラ系の人がいるものです。俺の言うことを聞けといわんばかりな態度を見せる人がいます。とにかくまわりから嫌われていることが多いですが、上司でなければあえて当たらず触らずの状況を作った方がいいでしょう。わざわざ火がついているところに、飛び込んでいく必要はないはずです。交流がなければ、ムカつくことも少なくなるにちがいありません。逆に接近していくことで、ムカつくことが多くなるはずです。
但し、上司の場合は日頃から無視するわけにはいかないので、上司に少しでも合わせていくことが望まれます。まず上司を観察してみることです。どういった仕事のスタイルなのか、興味や関心のあるテーマは何なのか、また苦手なことは何なのかをくまなく知ることです。上司を知らずしてアプローチするのは、自分がパワハラを受ける可能性が高くなります。
次に戦略を打つことです。大事なポイントは、コミュニケーションをとるだけでなく、仕事面でも上司の右腕になれるかどうかです。上司が得意な分野については、とにかく相槌を入れてでもついていくことです。パワハラ系でも上司になって出世しているのは、ある意味で優秀な証拠です。その優秀なテクニックを自分にも身につければ、磨きをかけることができるようになります。
上司が苦手な分野は自分が引き受ける気持ちで
上司が苦手な分野については、自分が引き受けるくらいの気持ちでいく方がいいと思います。上司自身が苦手な分野と分かっているだけに、できるだけ上司の仕事をカバーする気持ちを出していくといいでしょう。但し、自分ができるからといってドヤ顔をしたりするのは禁物です。また上司が苦手だからといって、上司を通さないで決めてしまうのもいけません。上司にはプライドがあるはずです。そのプライドを壊さない工夫が必要です。
上司の立場を尊重して持ち上げるようにすれば、信頼を受けることになるでしょう。信頼を受けている部下に対しては、パワハラをしなくなる可能性があります。といってももともとの性格があるので、酷い態度を見せるかもしれませんが、少しでも軽減されれば仕事はしやすくなるでしょう。
上司とうまくいっても、肝心なのは部下とうまくいくことです。これは意外と簡単なようで難しいものです。ちょっと気合が入りすぎると、自分がパワハラだと思われてしまうケースもあります。私は以前、やり方を間違えて総スカンを食らったことがあります。でもそんなときはどうしたらいいのでしょうか?
部下へのコミュニケーションはあいさつから
まずは部下とのコミュニケーションの場を増やすことです。いかに自分は相手に対して気にかけていることを伝えることです。そのためには基本的なことですが、一番大事なのは「あいさつ」です。出勤時や退勤時は、面倒臭くても一人一人あいさつするのは欠かせません。しかも自分から先にあいさつすることがポイントです。
次に褒めることを忘れないことです。人は褒めて育つものです。上司から褒められれば、やる気が湧くものです。これは職場内の教育訓練の技法であるOJT(ON THE JOB TRAINING)に沿って進めることが一番簡単なやり方です。
ここではOJTの細かいやり方は割愛しますが、
①まず事前に以前同じような仕事をしたかどうかを確認したりします。
②自分がやってみます。相手に分かりやすくやることが大きなポイントです。
③やらせてみます。できるまで続けてみることです。できなければもう一度やり直します。
④教えた後を見ます。分からないことがあれば気軽に質問してほしいことも伝えておきます。
部下を大事にしたいという気持ちは忘れない
OJTは古いという方もいらっしゃいますが、部下とのコミュニケーションを作っていくには分かりやすい技法だと思います。大事なことは、部下を大事にしたい気持ちを出すことです。それによって、部下との距離が短くなり、お互い気軽に話すことができるようになっていきます。信頼関係が生まれれば、自分の仕事を部下に頼みやすくなりますし、阿吽の呼吸で仕事を進めることが可能になってくるでしょう。
ここまでいろいろと述べましたが、上司・部下の気持ちの喜びそうなことを考えることです。自分の仕事を左右するのは、上司や部下がいるからです。よく一匹オオカミのような仕事をする人もいますが、仕事を抱えて残業をしたり、期限に間に合わなかったりしたら上司から怒られることになってしまいます。そんなことを考えるよりチームプレイで仕事を進めた方が楽しく、ストレスもかからないでできるものです。ぜひとも参考になればありがたいです。
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